個人向け国債 変動10年 発行条件の推移 2022−2026/9 〜政策金利の前に物価に追いつきそうな個人向け国債の利率
今月の個人向け国債の発行時利回りのチェックです。
最近の個人向け国債 変動10年 発行条件の推移 2022−2026/9
変動10年 第198回債(令和8年9月)の発行条件は、1.95%(税引き前)。基準金利は2.96%。
今月の個人向け国債・新窓販国債※発行条件
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ご参考:最近のMRF利回り
| MRF | 7日間平均利回り (年率換算・課税前) |
利回り算出期間 (過去1週間) |
|---|---|---|
| 野村MRF | 0.808% | ~2026年9月2日 |
| ダイワMRF | 0.788% | ~2026年9月1日 |
| 日興MRF | 0.784% | ~2026年9月2日 |
| 三菱UFJ MRF | 0.8183% | ~2026年9月2日 |
| 国際のMRF | 0.7617% | ~2026年9月2日 |
今月の雑感 〜政策金利の前に物価に追いつきそうな個人向け国債の利率
長期金利は着実に上昇中。適用金利=基準金利×0.66倍というアコギな計算式*でも、年1.95%(税引き前)という金利水準。
*個人向け国債の適用利率は2011年に当時の超低金利を受けて、「基準金利マイナス0.8%」から「基準金利×0.66」に変更された経緯があります。基準金利2.35%程度に境界があり、それ以上金利が上がると2011年以前の計算式の方が有利となります。元に戻らないかなー。
今月も最新の物価指数をチェック。
(1) 総合指数は2025年を100として102.0
前年同月比は 1.9%の 上昇 前月比(季節調整値)は 0.4%の 上昇
(2) 生鮮食品を除く総合指数は102.1
前年同月比は 1.8%の 上昇 前月比(季節調整値)は 0.3%の 上昇
(3) 生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は102.1
前年同月比は 1.9%の 上昇 前月比(季節調整値)は 0.3%の 上昇
2026年7月の総合指数は、前年同月比1.9%の上昇。個人向け国債変動10年の税引き後利率が1.55%。固定5年が1.78%。政策金利は未だ実質金利がマイナスですが、我らが個人向け国債は長期金利の急上昇を追い風に↓インフレに打ち勝ちそうな勢いです。
それにしても、10年国債の金利、この数年は恐いほどの勢いです。いずれは天井を付けるでしょうけれども、平成バブル時代しかり、どこが天井かは私ごときにはわかりません。その点は株価と一緒。
個人向け国債変動10年の特徴は、
- 金利上昇局面で有利。
- 半年ごとに適用金利が見直される。いったん買ったら10年の満期が来るまでほっとけば済むので楽チン。
- 発行後1年経ったら、中途換金も可能。
- 債券なので、分別管理の対象。ペイオフ対策になる。
- 国家が発行しているので安全性が高い。
- 上限金額がない(←追加)
キング・オブ・無リスク資産。こんな商品、民間金融機関には作れません。
特にシニア世代以上の無リスク資産は、高利の定期預金を求めていろんな銀行を放浪するよりも、とりあえずペイオフ対策を兼ねて個人向け国債にまとめておくのが得策と私は思います。
個人向け国債変動10年の発行条件のウォッチは今後も続けます。
ご参考:新窓販国債について
個人向け国債との大きな違いはここ↓
- 購入後市場の金利が上昇していくと... 元本時価が下落するので、償還期限前に売却する場合には、売却損が出ることもあります。
- 購入後市場の金利が下降していくと... 元本時価が上昇するので、償還期限前に売却する場合には、売却益が出ることもあります。
つまり、普通の債券ということです。
「窓販」といいつつ購入可能なネット証券もあります(SBI証券、楽天証券、他)。
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