なぜ国債はNISA対象外?
なぜ国債はNISA対象外?
我が国が誇る日本国債も、非課税の対象としませんか、なぜしないんですかというツッコミであります。特に、
”英国の「ISA」や米国、カナダなどの主要国では自国国債の直接保有が認められ非課税となっている事実”
ここは大事かなとは思うのですが、日本のNISAは、趣旨とその経緯が違うとのこと。
- 日本のNISAの目的は「国民の投資への関心を高め、貯蓄から投資への流れを促進すること」
- 上場株式等の軽減税率廃止と同時に導入された経緯
そうでした。NISAの前は、下がり続ける株価対策で税金10%だったんですよねー。なつかしい。
- 国債の個人保有拡大は発行体としても好ましいが、日本の家計におけるリスク性資産の割合はまだ低い
- 貯蓄から投資への流れは引き続き後押しすべき
というわけで、まずは株式投資の促進が大事なんで、当面、国債をNISA対象にする予定はないとのこと。
オルカンだけでいいの? いいえ、債券も必要です。
ただ、状況はかなり変わっています。NISAが生まれた当時はどこまで続く低金利。金利が低すぎ債券クラスの長期の期待リターンはマイナス(下がるだけ下がって金利が上がるしかなかったため)。個人の立場で率直に言えば非課税にしてもらっても、それほどうれしくありませんでした。
しかし、いつの間にやら金利のある時代に戻りました。我が国も普通の国に向かって静かに進んでいるところです。
フェーズが変わった今、株式+債券という資産運用の王道、本来あるべき姿へ誘導が次なるテーマなのでは?成長促進の為の財源確保の為にも、昔のマル優よろしく、債券クラスの非課税枠も必要なのでは?
接点ポートフォリオ+無リスク資産
ファイナンス理論上、最も合理的とされる解。を国民のみなさまにまずは知っていただき、「オルカンだけでいいの?商法」に対する耐性を付けてもらえればな、と改めて願う今日この頃であります。
ちなみに「オルカンだけでいいの?」に対する当ブログの答えは、
いいえ。債券も必要です。
であります。オルカンはあくまで接点ポートフォリオの近似解の一つ。対となる強力な無リスク資産が必要なのです。
NISAの投資枠を使い切ろうとする余り、本来債券に投資べきお金でリスク資産を買ってしまうことが、もしかすると「NISA貧乏」なのかもしれません。関係当局のみなさんの気持ちが変わることを気長に待っています。
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