前期高齢者が元気高齢者な時代 2026
日経さん。
”職を求める高齢者が増えている。65歳以上の新規求職申込件数は4月に前年同月比で3.9%増の12万8003件と過去最多になった。物価上昇が続くなか、年金の伸びは低く抑えられており、生活費を補おうとする動きがみられる。”
物価高で生活苦しいから高齢者も働く?
65歳以上の新規求職者数が増えているとのこと。
記事は、
- 物価高で生活苦しいから求職者が増えてるんじゃないのか
- 折しも人手不足で企業のニーズもある
- 国の制度改革も進んでいる
という論旨。
ただ、グラフを見るに、65歳以上の求職者が増えているのは、インフレになるはるか前、デフレの絶頂期とも言える2010年代前半からですから、物価高を主因とするのは少々しんどいかな。
65歳はけっこう元気だった(個人差あり)
希望者全員を65歳まで雇用することが原則義務化された2013年施行の「高年齢者雇用安定法」の改正(その背景の議論含めて)が発端だったのかなと個人的には思います。いうなれば「国の思惑」にまんまと踊らされた、と。
ただ、まさに65歳な私の個人的な実感としては、
その国の思惑以上に、65歳以上が元気だった
と感じております。もちろん個人差はありますが、私の周りを見るとみなさま働く意欲に満ちあふれているんですよねー。もちろんいい意味で。リタイア志向の人は少ない。時にご無体な感もあるFIRE批判記事が後を絶たないのは、この辺に根っこがあります。
65歳以上の求職者数の増加要因を、影響が大きそうな順に並べてみるに、
(1)65歳以上がけっこう元気(健康寿命の伸長)
(2)企業の人手不足(少子化の帰結)
(3)高年齢者雇用安定法や、年金の標準的な支給開始年齢の改革
(4)物価高や年金実質目減り(マクロ経済スライド)
この辺でしょうか。
私は、54歳で早期リタイアして、当時「これからは60歳でも早期リタイアの時代」が持論でしたが、いまや周りの同世代を見るにつけても、「65歳でも早期リタイアの時代」が目前に来ている気すらする今日この頃でした。
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