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2026年3月29日 (日)

バランスのいい資金や時間の配分を考える 2026


日経、田村正之さんの記事。

NISA貧乏より自己投資 「退屈な大人になるな」辛口経済評論家の警鐘

「NISA貧乏」という⾔葉が話題になってます。どういう意味かというと

”NISAへの投資のし過ぎで普段の⽣活が貧しくなったり⾃分への投資がおろそかになったりする状態を⽰し、20代など若い世代が中⼼とされる。”

記事は冒頭で、全体としてみれば20代でのNISAの利用率は2割以下。むしろ、若い世代がNISAをまだまだ使ってないことの方が心配だと述べています。思うにバランスを崩して過剰投資している人はさらに少ないでしょう。

この話、

 「バランス良く資金や時間を配分しましょう」

ってことにつきます。NISAを悪者にするな、とw

記事では、じゃあ「⽣活費」趣味・娯楽や⾃⼰投資など「ゆとり費」、投資や貯蓄など「資産形成」をどのくらいのバランスにするといいのか?ってことについても突っ込んでます。タイトル回収、故・山崎元さんが「若い時期は自己投資の方が効率的」とおっしゃっていたエピソードも出てきます。是非ご一読くださいませ。

実は多くの人が思わず自己投資しちゃっているのかも

当ブログでは分散投資というと「日本か米国」とか「新興国どーする」とか「無リスク資産は?」といった議論が主体ですけど、その一員に自己資本を加えないとダメよねと。

まあ、普通にしていれば思わず自己投資しちゃいますw(個人差があります)

ただ、そこには過剰な自己投資もあるわけで。リターンが期待できる一方、回収不能な自己投資もあります。かと思えば、一見無駄と思われる投資があとになって効いてきたり。波瀾万丈。自分自身を会社に見立てれば、リスク満点の一社集中投資です。

そして、そのリスクの緩衝材が貯金だけでいいのかというと、現代の資本主義社会においてはそういうわけでもありません。ここにNISAやiDeCoの出番があるわけです。

NISAやiDeCoは、バランスのいい資金や時間の配分をするためのツール

日本人がバランスのいい資金や時間の配分ができているかというと必ずしもそうではなありません。NISA制度やiDeCoは本来、その危機意識から生まれたものです。

NISAは、日本人の金融所得が全体としてみればあまりに少ないことに対する施策。

一方のiDeCoは、終身雇用のスローダウンにより企業年金(退職金)制度が十分に機能しなくなったことへ、あるいは年金の標準受給開始年齢が60歳から65歳に繰り下げられたことに対するリカバリー施策です。多くの人が退職金控除の恩恵を受けなくなる時代になってるにもかかわらず、こちらはなかなか伝わってないですよね。

ちなみに時間のバランス問題。インデックス投資は、この点ホント優れています。

こと投資のオペレーションには時間がほとんどかからない。自己投資の時間をいたずらに削ることもありません。この観点では最強の選択の一つでしょう。こんな効率の良い方法論を考え出してくれた米国のノーベル賞級の先達たちには感謝あるのみ。オルカンの純資産総額を見てもしかり。いまや我が国でも多くの人がそのやり方に気づいていることが伺える。そんな今日この頃であります。

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さてさてNISA貧乏。話題となったきっかけは、国会です。「NISA貧乏」なるあたかもNISA制度自体が悪いような物言いを持ち出して、件の野党議員氏は、何が言いたかったのか。さっぱりわかりません。正しく使えば人生全体の手取りを増やす可能性のある制度なんですけどねー。「正しく使う」ための金融教育のことが言いたかったんでしょうか。

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