日経平均株価の推移 1950-2026/2
ご祝儀相場は続き、本日も日経平均終値57,650.54円と爆上がり。
そんな今日この頃にふさわしく?久々にグラフで見る日経平均シリーズです。今起きていることはどういうことなのか?高過ぎなのか?そんなもんなのか?
このネタ、時々やっていますが、今から7年ほど前にも取り上げています(以下「前回」とします)。そのときの考察と比較してみてみようかと。
日経平均の対数グラフ 1950-2026/2
前回は「アベノミクスも何のその、日本は、長期的に見てしまうと株価の停滞期」としてましたが、「アベノミクスで勢いが付いていよいよ停滞期を脱したかにも見えます(あくまで「見える」。未来は誰にもわかりません。誤解ありませんよう。)」というところでしょうか。
日経平均株価の平均回帰
株のリターンは、長期的にはある水準に回帰していくことが知られています。横軸が年数、縦軸が年次換算したリターンです。
長期になるほど年次換算したリターンが収斂していきます。ただし、リスクが小さくなるという意味ではありません。最高の50年と最低の50年の間は、年次換算すると小さくなったかに見えますが、名目ベースの50年リターンが211倍と5倍で約42倍もの差があります。(実際は物価上昇を加味しないとイケナイのでもっと小さいが、そこまでは計算できてません。あしからず)
では、どの程度に収斂しているかというグラフがこちら↓
名目ベースで6%弱というところで前回と変わってません。
年次リターンの推移
年次で見ると、1年前の2月末の終値と今を比較すると、50%を超えた水準になっていて、ざっくり標準偏差が2シグマを超えた状態。短期的に見ると今はけっこう上振れしています。
ご参考:長期的な日経平均の水準
では、長期的にはどうなのか?というと、まずこの50年のリターンですが、50年前の2月末と比較した2026/2/10の株価は、年次換算5.18%。30年間だとちょっと下がって年次換算3.49%。まだ余力がありそう。一方、10年だと年次換算13.40%。これは平均より高めですね。
このへんをえいやっと見るために7年前に作ったのがこちらのグラフ↓ 日経平均の推移に、1960年を基点とした年次リターンのガイドの線(3%、4%、・・・7%)を重ねたものです。
こうしてみると、たしかに株価は急騰しているが、長期に見ると「あってもおかしくない水準」にも見えます。
ただし、この「見えます」っていうところが重要で、今の日経平均が10万円でも、3万円でも「あってもおかしくない水準」に見えちゃうでしょう。長期投資のマジックといいますか、ある意味都合のいい解釈ができてしまいます。
それでも「生き残る会社の株価の平均回帰」だけは信じるのが長期投資家であります。
以上、久々のグラフで見る日経平均でした。
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