「さわかみファンド」から学んだことをまとめてみる 2026
株高に乗れぬ「さわかみファンド」 アクティブ型投信の課題浮き彫り
元祖独立系投信「さわかみファンド」を日経田村さんが解説。過去20年の上昇率が、日経平均インデックス:約4.2倍、TOPIXインデックス:約3.1倍、に対して、さわかみファンド:約2.5倍と大きく劣後している点について、豊富な図表でその要因を分析しています。
- 資産規模の巨大化
- 長期にわたる資金流出
- 高い現金比率を(コロナなどの下落局面で)生かせなかった
- 市場平均に「勝っている」と説明する際、配当を含まない指数と比較。本来比較すべき配当込み指数では、実際には大きく負けている。
などなど。
一方、直販モデルや投資家との対話、セミナー活動など、日本に長期投資文化を根付かせた功績は大きかったことを評価される点としてあげています。
非常に参考になる記事なので、是非ご一読ください。
「さわかみファンド」から学んだことをまとめてみる。
さわかみファンドは、私自身も投資を始めた2000年頃から2005年くらいまで積み立ててました(その後いつだったか忘れたが売却)。私の初期の投信遍歴の上で非常に勉強になったファンドです。さわかみファンドが教えてくれたことを一言で言えば、
長期投資という考え方に気づかせてくれたこと
(ちなみに当ブログのタイトルの”Investment”とは、これすなわち長期投資のこと)
私が投資を始めた最初の頃は株式投資自体が目的でしたが、やがて、株式投資=老後の余裕資金を作るための資産形成のツールとなり、
ずっと先の(当時)の老後資金なんだから、長期投資しかないじゃん
という身もフタもない結論にたどり着いたのでした。
そして長期投資に向いた投資や投資法ってどんなものだろうということを試行錯誤しているうちに、
- 保有コストが安い方がいい。できれば規模増大に合わせてコスト逓減するファンドがいい。
- 当たり外れのあるアクティブ運用よりパッシブ運用の方がいい。
- 日本だけより全世界に分散投資した方がいい。
- キャッシュポジションは重要だが、動的に動かすよりリスク調整のツールとして静的に管理した方がいい
- 機械的なリバランスが大切
とまあ、当初のさわかみファンドとは違う答えに漂着し、オルカン一直線の今に至ります。
もちろん、これらは、あくまで私の目指す投資スタイルにおけるノウハウであり、みんながみんなそうである必要はありません。
そんなさわかみファンド。批判もありますが、 2月6日現在の純資産総額は、4784億円。単純計算で48億円弱/年の信託報酬を稼ぐファンドに育っています。
2024年〜コメント欄は原則廃止しましたが、本記事はたむりん向けにオープンにします。
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コメント
おとり上げありがとうございます。もちろん「成績を市場と比べない」のは1つの哲学。しかしさわかみの場合、龍社長や創業者の篤人も含めて配当抜き指数と比べて「圧倒的に勝っている」「勝ちすぎている」などの実態と異なるコメントが多く、投資家を誤認させていると思います。投資家に注意喚起しなくては、と思いました。
サイトにも日経平均の配当抜き指数と比べたグラフがあり過去は「日経平均の倍以上」などのコメントがついていましたが、今回の取材後「配当抜き指数と同じ基準では比べられない」とコメントが修正されました。
投稿: たむりん | 2026年2月 8日 (日) 23時11分
>たむりん様
コメントありがとうございます。
配当抜き指数と比べて自賛する手法が未だ残ってるのには唖然としました。貴記事の影響で修正されたのはよかったですけど、「比べられない」はないですよね(^^;)。
投稿: NightWalker | 2026年2月 9日 (月) 17時57分