適用利率1.23%に上昇 個人向け国債 変動10年 発行条件の推移 2022−2025/12
今月の個人向け国債の発行時利回りのチェックです。
最近の個人向け国債 変動10年 発行条件の推移 2022−2025/12
変動10年 第189回債(令和7年12月)の発行条件は、1.23%(税引き前)。基準金利は1.86%。
今月の個人向け国債・新窓販国債※発行条件
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ご参考:最近のMRF利回り
| MRF | 7日間平均利回り (年率換算・課税前) |
利回り算出期間 (過去1週間) |
|---|---|---|
| 野村MRF | 0.321% | ~2025年12月3日 |
| ダイワMRF | 0.281% | ~2025年12月2日 |
| 日興MRF | 0.282% | ~2025年12月3日 |
| 三菱UFJ MRF | 0.3985% | ~2025年12月3日 |
| 国際のMRF | 0.2576% | ~2025年12月3日 |
今月の雑感
今月も長期金利微増。
こういった報道では、「日銀の発言や新政権の政策によって長期金利があがった」という論調になりがちですが、個人的には、異常に低かった金利が正常化している過程に過ぎない、という見え方。
いずれ金利が正常になったら、普通の国内債券をポートフォリオに組み込みたいと考えておりますが、では正常な金利ってどのくらいか? 外交同様の「戦略的曖昧さ」でもって当局からは語られることはないでしょう。当局は市場と戦っているわけで、教えるはずもないし聞くのも間抜け。例によって自己責任で悩むことになりそうです。
当面は、個人向け国債を活用していく所存です。
金利上昇で気になって来るのは、基準金利と適用金利の乖離の絶対値がだんだん大きくなってくること。個人向け国債の適用利率は、低金利を受けて、2011年「基準金利マイナス0.8%」から「基準金利×0.66」に変更された経緯があります。基準金利2.35%程度に境界があります。これを上回ったら元の計算式に戻して欲しいですね。
個人向け国債変動10年の特徴は、
- 金利上昇局面で有利。
- 半年ごとに適用金利が見直される。いったん買ったら10年の満期が来るまでほっとけば済むので楽チン。
- 発行後1年経ったら、中途換金も可能。
- 債券なので、分別管理の対象。ペイオフ対策になる。
- 国家が発行しているので安全性が高い。
キング・オブ・無リスク資産。持ってて良かった個人向け国債変動10年。こんな商品、民間金融機関には作れません。
特にシニア世代以上の無リスク資産は、高利の定期預金を求めていろんな銀行を放浪するよりも、ペイオフ対策を兼ねて個人向け国債にまとめておくのが得策と私は思います。
個人向け国債変動10年の発行条件のウォッチは今後も続けます。
ご参考:新窓販国債について
個人向け国債との大きな違いはここ↓
- 購入後市場の金利が上昇していくと... 元本時価が下落するので、償還期限前に売却する場合には、売却損が出ることもあります。
- 購入後市場の金利が下降していくと... 元本時価が上昇するので、償還期限前に売却する場合には、売却益が出ることもあります。
つまり、ふつうの債券ということです。
「窓販」といいつつ購入可能なネット証券もあります(SBI証券と楽天証券)。
現時点では、まだまだ金利が低く期待リターンがマイナスっぽいので私は買ったことはありません。ただ金利が上がったら(たとえば10年国債の利率が日銀の物価目標ゾーンの2%を超えたら)魅力的な解になるかもしれません。今後のお勉強課題です。
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