リタイア後がそれほど心配ではない資産額 2025
はじめに
西山さんが、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」(2024年調査、2025年発表)の「老後の生活についての考え方」のデータを分析。記事から数字を抜き出して表にしてみました。
貯蓄額 | 「それほど心配していない」 と答えた人の割合 |
---|---|
金融資産非保有(貯蓄なし) | 16.1% |
700~1000万円未満 | 18.6% |
1000~3000万円未満 | 25.8% |
3000万円以上 | 56.9% |
3000万円に境界がありますね。
なんで3000万円なのか?多くのメディアで、老後資金としての目安が2000~3000万円だという話を見る機会が多いからではないか、と西山さんは指摘されています。必要なお金は人によって違うので「自分の場合」を考えてみようとのこと。
おっしゃる通りであります(._.)φ
リタイア後がそれほど心配ではない資産額
この3000万円という数字、なんとなくわかります。記事の中にもありましたが、月8万3千円×30年分みたいな感覚。あるいは、介護や家の修繕などでポンとお金を出せる金額。この辺ですかね。
リタイア後がそれほど心配ではない資産額の境界線は、何歳になってもずっと3000万円のような気がします。一生、心配。「ゼロで死ぬ」が難しいのはこの辺の心理に一因があると思ってます。
早期リタイア10年間の感想は、「意外とお金を使わない」あと、この10年相場がよかったこともあって「意外とお金が減らなかった」。この2点かな。後者は相場次第なので、引き続き固めに見るしかないのかなと思いますけど、前者は今後の大きな課題です。
(1)欲しい物は今買う。インフレ対策になる場合も。
(2)リスク資産の比率を徐々に減らす。
後者は、こんなブログを続けている私ですから、なかなか踏ん切りがつかないかもしれませんw