資本主義体制の国で暮らしている 2025
はじめに
株価が軟調になったとたんネガティブな情報発信は増えますよね。ひとつは悲観的になるケース「もうだめだ」「オワタ」的なやつ。もうひとつは鬼の首でも取ったかのようなタイプ「それみたことか」「だから言ったじゃないか」。個人的には後者が嫌いかなw
記事では、こんな場面で長期投資家はどうするか?ご指摘がいくつか。
- (トンデモ投稿系の)SNSとはやや距離を置くこと
- 「政府が投資を勧めた」も怒りの矛先がズレている…
- 資本主義体制の国で暮らしている、ということを思い出して
- 信用できると思った人の投稿は大いに参考にするべき
株式投資と同様、ネットの情報の取捨選択は自己責任であります。
情報発信している身としては、当ブログが「信用できると思った人の投稿」であることを願っております。
資本主義体制の国で暮らしている
さて、ちょっと書いてみようかと思ったのは、「資本主義体制の国で暮らしている」という認識についてです。
これ、私が社会人になった40年とちょっと前。最初に気が付いたことなんですよね。当時の学校の先生っていうのは、リベラル系に寄ってましたからね、資本主義は悪。競争主義も悪(試験の順位発表は廃止され、運動会で順位付けすら撤廃できないか真剣に考えている先生もいた)。つまり資本主義の具現手段である株式も悪。
でも社会に出ると「赤字は悪」。当時の上司が「世の中は銭と銭のぶつかり合いだ」とはっきり断言してて、はっとしたわけです。
このことが、株式投資になんの抵抗感もない私の考え方の根底にあるような気がします。
冒頭ご紹介の記事では、多くの人が株式会社に勤め、年金だって株式で運用されている、我々の生活はどこかで株式などの投資と紐付いていてそれを「悪」というなら日本経済も生活も成り立たないことを指摘しています。
(良い悪いは別として)資本主義体制の国で暮らしているという認識が未だになく、投資は悪だと決めつけてる人ってどのくらいいるんでしょうね。ちょっと気になってしまった今日この頃であります。