ついに長期投資へ向かうニッポンの若者の話
若い世代から資産形成は変わる
サクッとまとめると、新NISA制度でオルカンが人気って言う話から
- 2025年に入って世界株式市場が調整局面に入ったものの資金流入継続
- 日本の個人投資家の投資姿勢が短期売買中心から長期投資へと変化
- 特に若い世代を中心に、相場の上下に一喜一憂せず積み立て投資を続ける姿勢が定着している。
- 長期志向の定着は、日本株市場にもポジティブな影響を与えるだろう。
という記事です。非常に期待が持てるなー、と思ったのが太字にした「若い世代を中心に」のところ。
「⻑い⽬でいずれ上昇すればいい」「普段は残高を見ない。もう少し下がったら買い増す」・・・もちろんそんな人ばかりではないでしょうけれども、こんな頼もしい声を記事では拾ってます。
雑感
背景にあるのは、やはり少子高齢化の進行で変わるであろう未来の老後。「たしかに年金制度はまず大前提。でもそれだけじゃ足りないかもしれないし、資本主義社会の仕組みを活かさないのはもったいない。資産は作らないとまずいかも」みたいな流れ。
特徴的なのが、円からドル、国内資産から海外資産へのシフト。若い世代の合理的行動の表れでもあります。
ただ、そんな海外シフトに危機感をお持ちの方もいらっしゃるわけでしてこんなご意見も↓
NISAの拡充で、日本株保有のインセンティブに相続税優遇って…。相続って、80〜90代から50〜60代へのいわば「老老」移転。政治家は年寄りばっかり見てますなー。政治家も年寄りだから仕方ないのか。第一、年寄りに株を買わせてどうするw そもそも、NISAは現役世代が主役の制度なのであります。
日本株の復権を思うのであれば、戦略的に国際競合力のある企業、価値の高い企業を育成する施策を考える方が筋だと思う今日この頃です。