トランプセッション 2025 シニアな私は暴落をどうやり過ごすのか?
ロイターさん。トランプショックではなくて、トランプセッションと言うんですね。ライブハウスでトランプさんが演奏するのかと思ったら違いました。もっとシビアなお話です。
トランプセッション 2025
米国の2024年1-3月期の成長率が、いきなりマイナス2.8%。つい1週間前はプラスだったのに急速に悪化。関税アップ等に備えた企業の輸入前倒しで貿易赤字の拡大等々、「トランプ政権の政策が予想以上に経済成長を圧迫している」 という分析です。
”「トランプセッション(トランプ米大統領に起因する景気後退)」――。初耳の言葉かもしれないが、これからはお馴染みになるだろう。”
ついに来たのか。まあ、景気後退と株価下落は、来る来ると言っていればいつかは当たります。
何度も書いてますが、「暴落をやり過ごすことが長期投資の成功要因の8割」。 てなわけで、仮についうっかり暴落が来てしまったら、シニアな私はどうやり過ごそうか、というのが今回のお題です。
シニアな私は暴落をどうやり過ごすのか?
私の経験則では、次の3つがカギとなります。
- 収入(=働く)
- 積立て
- 無リスク資産(キャッシュ)
現役世代のみなさんは、迷うことはありません。失業しないように働き続け、それを原資に積立て続ける。できれば積み増しをする。みんながリスクオフの時にリスクオン。また、いざというときのために無リスク資産を確保しておく。
当ブログをお読みのみなさまにとっては、何を今更という話になります。トランプセッション上等。むしろようやく来たか、待ってましたという局面です。
ただ、早期リタイアした私の場合は、上記3条件のうち、無リスク資産以外は少々心許ない。特に、
肝心の収入がない。
ここをどうするのか? 数年前までは、まあ、その分を見込んで無リスク資産があるのだからいいじゃないか、と考えていました。それはそれで正解だと個人的に思っていたわけですが「ふと、まてよ」と。月日の経つのは早いもの、 「あと1年とちょっとで年金受給者」なんですよね、私。収入あるじゃんw 早期リタイア10年。定期収入のある暮らしをすっかり忘れていました。
今のところ、受給の方法としては、
- 加給年金を受給すべく老齢厚生年金は受給を開始
これは決定。我が家の場合、加給年金は5年と数ヶ月分。けっこう大きいのでもらっておきます。
決めかねているのは老齢基礎年金の受給開始時期です。何も考えずに65歳から受給するか70歳くらいまで繰り下げるか。実はもはや「どっちでもいいか」くらいの境地に達していたのですけど、
(1)トランプセッションからのショックになったら、受給開始。
(2)そうでなかったら、繰り下げる。
というのもあるのかな? 繰り下げないことで、老齢基礎年金受給開始後の社会保険料も圧縮できますしね。この辺を損得で考えても結論は出ない、という結論が私の中で出ているので、もはや気分の問題かも。
もちろん取れるリスクはどんどん減っていくわけなので、そことの見合いが優先ではあります。