長期投資に損切りなし 2025
長期投資に損切りなし 2025
「オルカンは損切りだ!」といった冷静さを失った声もSNSなどで流れていた、なんて話から、
- 投資をし続けている以上、株価暴落は誰もが直面せざるを得ない
- 絶対にやってはいけないのは、「マーケットから撤退すること」
- 新NISAで投資を始めた人で、今回の日本株の暴落による影響を受けた人は案外少ないのではないか
- 実はオルカン、Slim S&P500の保有者は冷静だった可能性
と分析。記事では、冒頭、
”「『貯蓄から投資へ、新NISAをやりましょう』と、国民全体で10兆円もやっちゃった。岸田さんに乗っかった人がいっぱいいるわけです。(中略)今は撤退する一手です」と言う経済評論家も。”
という話をあげていますが、最後に、すぱっと
「“戯言”は気にせず、投資を継続するべき」
とまとめてます。この手のネガティブな評論は、記事の文言をお借りいたしますと「新NISAでコツコツ資産形成をしている人たちとは、別世界の話」なんですよね。
長期投資(バイ・アンド・ホールド)に、損切りはありません。あえて言うなら株価好調時のリバランスで損切りならぬ「得」切りはあるけれど、この場合も現役のみなさんはなるべく売らず(切らず)、ノーセルリバランス、キャッシュの積み上げで対処したいところです。
暴落はまだ来ていない 2025
っていうか、まだ、暴落でも何でもないんですよね。
私にとって暴落の定義はだいたいこんな感じ。
- 年次リターンが少なくとも20%以上マイナス
- 低迷が半年は続く
ひと月前と比べてどうする、というのが長期投資家の感覚。まだオルカンは二ケタ台でプラスですし、たしかに日本株はちょっと軟調ですがそれでもなんとかプラス。
暴落に備えるというか長期投資をするための基本は「一発で終了してしまうような不合理なリスクを取らないこと」。だからこそのオルカンです。世界株式会社はそう簡単に潰れませんし、潰れるときは世界が石器時代に戻るときと思われます。
あとは「収入(仕事)」「無リスク資産」「積立て(をやめない気構え)」の基本3点セット。身もフタもなく言えば「来てから考えれば良い」のであります。