eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2025.1月次報告
2025/1 ベンチマークとの乖離
2025/01 | ファンド | ベンチマーク |
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1ヵ月 | 0.1% | 0.1% |
3ヵ月 | 4.1% | 4.1% |
6ヵ月 | 10.7% | 11.0% |
1年 | 25.6% | 25.7% |
3年 | 74.2% | 74.1% |
設定来 | 177.1% | 176.6% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、マイナス0.1%でした。
ご参考
「ファンドとベンチマークで適用される配当税率の差異によるプラス要因」などがあり、本来あるべきパフォーマンスの算定は難しく、上記はあくまでご参考数値です。下記記事中でご紹介している、たいぐーさんの記事が非常に参考になります。
2025/1 純資産総額
今月は、54,814.33億円
直近の2/12現在、55,537.38億円。
2025/1 資金流出入金額
今月の資金流入は、3758億円。2月の途中経過は、〜2/12までで(右端、緑の棒グラフ)1004億円。
2018〜2023 は年次
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の2/5に772億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
組入上位10カ国・地域
順位 | 国 | 2025/01 | 1年前の順位 | 2024/01 |
---|---|---|---|---|
1 | アメリカ | 66.1% | アメリカ | 62.7% |
2 | 日本 | 4.7% | 日本 | 5.6% |
3 | イギリス | 3.1% | イギリス | 3.5% |
4 | カナダ | 2.7% | フランス | 2.8% |
5 | フランス | 2.4% | カナダ | 2.8% |
6 | スイス | 2.0% | スイス | 2.3% |
7 | ドイツ | 2.0% | ドイツ | 2.0% |
8 | 台湾 | 1.9% | オーストラリア | 1.7% |
9 | インド | 1.7% | インド | 1.7% |
10 | ケイマン諸島 | 1.6% | 台湾 | 1.5% |
信託報酬率の仕組みについて
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、5,000億円超の部分は若干ですが委託会社の信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月の雑感
先月、純資産総額が5兆円超え、と思ったら、すでに5兆5000億円。
米国株式は、この1年で組入比率が増えています。このまま米国の組入比率がどんどん増えるのか。偏っているとみるのか、当然の結果とみるのか。
どっちでもいいと思うオルカン思考の私であります。
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オールカントリーは、これ一本で全世界に分散。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJアセットマネジメントさんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。
なぜオルカン一本でいいのか?よくわかってない方にはこの一冊↓
オルカン一本を肯定するにせよ否定するにせよ、この本に書いてあることが理解できないんじゃ始まりません。