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2025年1月11日 (土)

ついに古い投資家から新しい投資家への世代交代が始まった


日経、田村正之さんの「お金を殖やすツボとドツボ」シリーズをひたすらご紹介するエントリー。第81回のテーマは、こちら。

はじめに

先日ご紹介した田村さんの記事↓と同じ趣旨の記事となっております。

投資信託の購入売却の動きをチェックしたグラフが付いててわかり安いです。この図を見ると、

  • どの月も コンスタントに売却されている。
  • 相場が悪くなった8月以降、購入が若干低調気味

このため8月以降、売却率が上がっています。

ちょっと刺さったのが、以下のご指摘。

”成長投資枠240万円を使い切った人が売却後買い直そうとして、枠が残っていないことに気づいたというケースもよく耳にする。”

これは少々寂しいですよね。

以上、長期投資家たるもの、未来のマイ資産を虎視眈々と思い描き、淡々と積み立てる、が基本であるというお話でした。オルカンでも買っている人だけではなく売っている人もいるよ、なんて鋭いご指摘もあります。ぜひ、元記事をご一読くださいませ。

古い投資家から新しい投資家への世代交代が始まった

さて、この投資信託、ひいては株式の資金流出入。別の記事になりますが、同じく日経の⼤越優樹さんが、わかり安い視点を提供してくださってます。

高齢者が売って現役世代が買ってますという構図。

  • 高齢者層が昨今の好相場でこれ幸いと利益確定。60歳以上の投資家は4割を超える。
  • ところが、ここに来て新NISAで資産形成ガチ勢が台頭

古い投資家から新しい投資家への世代交代であります。

売り手、買い手それぞれの行動に合理性があります。ただ、これまであまりに弱かった買い手である現役世代がここに来て頑張り出しましたよ、時代は変わるよ、ということではないでしょうか。ひと言で言えば、30年後が楽しみ。

現役vs高齢者層。政治の世界で今の起きているような状況ともリンクしています。いろんな意味で2020年代の日本って未来から見たら時代の転換点になっているのかもしれないなあと思ったりする今日この頃の私でした。

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コメント

ありがとうございます。確かに新旧交代ですね。
家計調査では24年1~3月の世帯主が40歳未満世帯の投信保有金額は、3年前の2・7倍に拡大しました。40歳以上が2割強の増加だったのに比べ伸びが際立ってます。
日本証券業協会の調べでは、20~40歳未満の個人株主数は23年度までの5年間で65%も増えてます。人口減と対照的です。
この動きが続けばいいな…

投稿: たむりん | 2025年1月11日 (土) 08時32分

>たむりん様
コメントありがとうございます!
今の40歳未満が、40歳以上60歳以上になったころには大きく変わっていそうですね。今後の成功体験の積み重ねにもよりますが、この動きが続くことに期待です!

投稿: NightWalker | 2025年1月11日 (土) 09時59分

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