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2024年12月 5日 (木)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2024.11月報


東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2024.11の月報チェックです。

2024/11 基準価額及び純資産額の推移

202412051

月末純資産総額は、598.97億円。

2024/11  基準価額と市場価格の乖離率

設定来の月別推移(単純平均)

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※2020-2023年は年平均、2024年は月平均

11月の乖離率平均は、0.14%。2024年12月は3営業日分のご参考です。

直近の日別推移

今月は7月〜直近までの推移です。

202412053

       ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、東証の市場データを元にNightWalker作成

雑談

乖離率は、今年に入ってからはいい状態(年で平均すると0.15%、昨年は0.45%だったので結構下がってる)が続いています。

注意点は、それでもイレギュラーの懸念は消えない点。直近では8/5の-5.64%。個人投資家にとっては、月平均よりも自分が取引した日にどうだったかが重要なのであります。

資産総額も500億円を超え,マーケットメイカーは制御しやすくなったのではないかと期待しております。日々のバラツキがプラスマイナスでうまく正規分布し、バラツキ大きさ自体も小さくなり、突発的なマーケットの変動にも耐える。そんな制御を期待しております。

ただ、個人的にはETF版オルカンという選択肢は、なくなりました。

  (理由1)ファンド版オルカンの方がコストが安い。
  (理由2)市場価格と基準価額の乖離を気にするのはめんどう。
  (理由3)分配金が欲しければ、ファンド版オルカンを定率で取り崩せばすむ。

とは言え、2559にもメリットがあります。

  • 株式と同じように取引でき、すぐ残高に反映する。
  • 分配金がありがたいと思えたりもする清涼飲料効果。
  • オルカンを買えない証券会社でもほぼ同等なものが買える。

最後のは、故・山崎元さんのご助言です。窓口系証券会社の口座しかない場合(ご高齢の方(私も高齢だけどw)だとそういう方も多いでしょう)、2559と個人向け国債だけで良いと頑固に言い張れば、妙な商品を売りつけられるリスクは大きく減ります。

ただ、最近、証券会社員、銀行員による悪質な事件も散見されます。これはこれとして要注意です。

クロスチェックの入らない体制の対面営業は少額案件だけに限るべきかしら。「いい営業さんなのよー」なんて人に騙されちゃ洒落になりません。

以上、今月の2559定点観測でした。知的好奇心の一環で当面は本シリーズは継続します。

追記:ウエルスアドバイザーさんのサイトがリニューアルされ、基準価額と市場価格の乖離を見ることができなくなってしまいました。私は同乖離を自分で計算してたのでこのシリーズ首の皮一枚残りました。それにしても資金流出入も見えなくなっちゃうし、ウエルスアドバイザーさん何やってんだろ。

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