お金の効果的な減らし方について考える 2024
はじめに
拙ブログの記事を取り上げていただきました!ありがとうございます!!
カンさんの投資相談の現場でも「資産の減らし方を提案することにも相応のニーズがあることを発見しています」とのこと。やっぱりそうなんですね(._.)φ
上記、拙ブログ記事では
(1)お金を使え
(2)必要以上の運用効率(期待リターン)を狙わない
という方針に対して「なかなか悩ましい」で終了しています。もうちょい具体的な続きを少々。解とまでは行きませんが意識していることをメモってみよう、というのが今回のお題です。
お題その1 使う話 〜インフレと経験可能な残り時間
最近の私が強く意識してることは、インフレと経験可能な残り時間の相乗作用です。
- 明日買うつもりのものは今日買う
- 今日買わないと人生で使える時間が減ってしまう
たとえば楽器。もうスカッと演奏できるのは20年、いや、10年、いやいや5年かもしれません。そして今買う方がきっと安い。(可能性が高い) これはダブルで効いてきます。
現役時代は「貯まったら買おう」「借金してまで買わなくてもいい」みたいなマインドが支配的だったわけですが、今はちがいます。もう貯まっちゃったのです。ぼやぼやしてると使い損ねます。
お題その2 資産運用の期待リターンを落とす
正解というわけではないですが、私自身が選んだ(選ぼうとしている)ルートのご紹介。大きく3つのフェーズに分かれます。
- フェーズ1:退職金を投資しないで生活費に充当
- フェーズ2:リスク資産を定率で取り崩す(期待リターンの定常運転)
- フェーズ3:リスク資産を定口(期間指定)で取り崩す(期待リターン逓減期)
フェーズ1は、収入がほとんどない早期リタイア期。一気にリスク資産比率が下がります。ただしリスク資産は放置。結果的にフェーズ2に向けてじわじわリスク資産比率は上がっていきます。これは「もうちょっとで年金受給だ」という感覚的にも私のリスク許容度とマッチしてました。
フェーズ2以降は、いわゆる年金生活なのでこれからです。フェーズ3への移行は体力が低下したとき。「えいやっと75歳から10年」85歳で資産運用は終了と今は考えてます。
理想はリスク資産ゼロで天寿を全うすることですが、途中で刀折れ矢尽きるかもしれません。それは相場同様、神のみぞ知る、です。
相続時、証券口座はない方がその分手続きが楽チンなので、無リスク資産=個人向け国債は、銀行に持っていけないかなーなんてことを考える今日この頃です。
昔は子孫に株を残すことにロマンを感じていましたが、もはや持てるリスク資産はオルカンだけ。そして、私のその考え方は既にムスコ自身のポートフォリオに組み込まれちゃってるのでもういいのです。
以上、お金の効果的な減らし方について考える 2024でした。