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2024年10月20日 (日)

オルカンの今年の資金流入がもうすぐ2兆円超えという件


日経、QUICK資産運用研究所 笹倉友香子さんの記事。

オルカンの今年の資金流入がもうすぐ2兆円超えという件

オルカンに上半期で1兆円を超える資金が流入。Slim S&P500と合わせると2兆円規模です。ひとり勝ちというのか二人勝ちというのか。

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記事にはありませんが、今年に入ってからのオルカンの資金流入(1月〜10/18)の累計はと申しますと、、、

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なんと2兆円を超える勢いだったんですね。(※10/25追記 10/23 2兆円突破しました!)

雑感

「一体どこにお金があったんだ」とw

検証のしようはありませんが、普通の人の眠れる資金が新NISAでついに動き始めたってことでしょうか。 

ただ、業界人としては面白くないわけです。期待の新NISA、蓋を開けてみたら超絶ローコストのインデックスファンドが席巻。本当は、眠れる資産からがっぽり手数料をせしめようと思ってたわけですが願い叶わず。

いや、それが悪いって言うんじゃないんですよ。そう思うのは企業人として当然ではあります。ただ、ひと言だけ申し上げたいのは、「企業としてリスクを取りましたか?」「投資家にばかりリスクを負わせようとしてませんでしたか?」ってこと。リスクなくしてリターンなし。これは投資家だけではなく企業も同じ。

そんな中、三菱UFJアセットマネジメントさんは、大きなリスクを取ったわけです。

  • 儲かりそうもないユーザー(たとえば私のようなブロガー)の声を聞いた
  • 業界は見向きもしなかったMSCI ACWI連動のマザーを新規で作った
  • コストを下げ続けるという業界の常識を無視した約束をした

ひと言で言って「気合い」でした。英断というやつです。

一部を除いて競合力低下の一途を辿る我が国のリアルビジネスですが、オルカンなどの世界分散投資はそこで奪われたジャパンマネーを取り返すことでもあって、国益にも叶います。

最近、オルカンの次は?みたいな話がよくメディアに出てきます。もしも、オルカンの次を狙うなら、日本人から儲けるのではなく世界から儲ける、国益に叶う発想の商品なんじゃないのかなと思う今日この頃です。戦う相手を間違えてはいけません。敵は、日本人が投資で儲かるようになるとルールを変えてきますからね。

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