米国株式インデックスファンドの比較 2024/9
今月の米国株式インデックスファンドの比較です。
S&P500
<S&P500連動 比較対象:「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額1000億円以上」>
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(三菱UFJアセットマネジメント )
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント )
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天投資顧問)
<S&P500連動 比較対象外>
- マネックス証券専用:つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
- iFreeS&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
- Smart-i S&P500インデックス(りそなアセットマネジメント)
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
- たわらノーロード S&P500(アセットマネジメントOne)
- はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)(野村アセットマネジメント)
その他の指数
<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>
<Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数>
繰り上げ償還の方向なので削除()
<MSCI USA インベスタブル・マーケット指数 連動>
<Solactive GBS United States 500 インデックス連動>
2024/9の比較 S&P500連動
「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額1000億円以上」のファンドのみの比較です。今月から1000億円以上にハードルを上げました。スマホで横が見えない場合、パソコン画面で見てくださいm(__)m
2024/09 | Slim S&P500 | SBI S&P500 | 楽天S&P500 |
---|---|---|---|
1ヶ月 | ★1.25% | 1.17% | 1.23% |
3ヶ月 | ★-7.01% | -7.03% | -7.02% |
6ヶ月 | 3.51% | ★3.61% | 3.51% |
1年 | ★28.87% | 28.78% | - |
3年 | ★74.40% | 73.89% | - |
5年 | ★173.52% | 171.80% | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.09372%以内 | 0.0938%程度 | 0.077% |
純資産総額(百万円) | 5,177,859 | 1,720,902 | 280,119 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 4,991,623 | 1,679,984 | 256,805 |
純資産総額前月差分 | 186,236 | 40,918 | 23,314 |
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報等の該当情報から転写。
2024/9の比較 米国株式指数
ご参考として、米国株式指数連動ファンドのパフォーマンスの比較です。ファンドの優劣ではなく、指数の差を見るのが目的です。S&P500はSlim S&P500、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは運用期間の長い楽天VTIを比較します。PayPay米国株は、繰り上げ償還の模様(事業終了のお知らせ)なので落としてあります。
2024/09 | Slim S&P500 | 楽天VTI | Slim全米株式 | S⽶国株式500 |
---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 1.25% | 1.10% | 1.19% | ★1.29% |
3ヶ月 | -7.01% | ★-6.71% | -6.76% | -7.05% |
6ヶ月 | ★3.51% | 2.83% | 2.82% | 3.43% |
1年 | ★28.87% | 27.77% | 27.71% | - |
3年 | ★74.40% | 65.82% | - | - |
5年 | ★173.52% | 163.27% | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.09372%以内 | 0.162%程度 | 0.09372%以内 | 0.05775% |
純資産総額(百万円) | 5,177,859 | 1,573,688 | 13,255 | 9,954 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 4,991,623 | 1,541,146 | 12,774 | 9,160 |
雑感
S&P500連動は、1000億円以上のインデックスファンドに比較を限定することにしました。インデックスファンドは、出遅れるともうアウト。日本でもようやくそんなあたりまえのことが起きるようになったというのが正直なところ。そんな中、後発グループの楽天S&P500がここまで追い上げたのはちょっと特筆に値します。先発隊よりほんのちょっとだけ安いという絶妙な信託報酬率が良かったのか、楽天の販路をなめるなよということなのか。
あとわらわら出てきた指数の比較も今月で終了します。しばらくウォッチしてきましたが比較しても得られるところはなさそうです。各指数の競合が出てくるどころか、PayPay 投信なんてなくなっちゃうし。その代わり、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)連動ファンドの比較を来月から復活します。
米国株式(S&P500)と全世界株式(オルカン)年次リターンの比較です↓
Slim S&P500 | オルカン |
28.87% | 25.74% |
好リターンが続いてます。こういうときこそS&P500、オルカンともに要リスクチェックです。
<ご参考>