理解できない投資ってどんな投資?
はじめに
板倉さんが「退職金を減らす可能性が高い」と思う投資 5選がこちら↓
- 鉄則は「理解できないことはしない」
- 利回りが3%以下の不動産投資はNG
- 手数料の高いファンドラップと投資信託
- 毎月分配型の投資信託は危険
- 理解できない保険や投資商品
「理解できない」というパワーワードが2回出てきますね。
理解できない投資ってどんな投資?
ところで「理解できない投資」ってどんな投資なんでしょうか?
- 仕組みが複雑な投資
- 経験がない投資
- 確実に儲かると言われる商品
・・・なんなんだろう。ひょっとすると、インデックス投資も理解できないと思われる方もいらっしゃるでしょうね。ただ、インデックス投資については、その投資法を採用するしないは別にして、勉強して理解しておくべきと考えます。それは、
インデックス投資=資本主義経済の縮図
だからです。この世は「資本主義」でできています。世の中のルールを知らなければ、生き延びてはいけません。インデックス投資は、その資本主義パワーを活用する投資方法なのであります。
私がこれを思い知ったのは、今を去ること40年前、社会人になってから。「世の中は銭と銭のぶつかり合いだ」と最初の上司にいきなり言われました(笑)。当時の学校の先生は資本主義がお嫌いだったのかなんなのか、誰一人として、その現実を教えてはくれませんでしたしね。
余談
ちなみに個人的に考える「退職金を減らさない方法論」のベストの解は、
退職金は投資しない
です。でもって銀行に見つかる前にペイオフ対策も兼ねて個人向け国債にしてしまうと。
退職金もらう頃までに(十分に含み益を持った)リスク資産を築いておき、退職金が無リスク資産として組み込まれる結果、自ずとシニアライフにふさわしいリスク度合いになるという寸法です。I-Oウェルス・アドバイザーズの岡本和久さんが、以前、おっしゃっていた考え方であります。