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2024年8月 3日 (土)

はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)第1期運用報告書


ノムカンの第1期運用報告書が出てます。

それにしても長ったらしい名前だw 

コストの比較

早速ですが、オルカン、トレカンとコストの比較です。

項目 トレカン オルカン ノムカン
信託報酬率 0.058% 0.058% 0.058%
売買委託手数料率 0.005% 0.006% 0.006%
有価証券取引税 0.005% 0.019% 0.007%
その他費用 0.072% 0.030% 0.012%
コスト合計 0.139% 0.113% 0.082%

ノムカン、安いじゃん! がんばってます。

トレカン、オルカンは下記最新運用報告書から。

上記比較表では、下記の通り数値を補正してます。

  • トレカンとノムカンは、運用期間がジャスト1年じゃないので、信託報酬率が0.05775%になるように按分して補正
  • オルカンは6期の途中で信託報酬率を値下げしたため、第6期運用報告書では0.076%となっている。ここを0.05775%に補正

その他の来期以降変わりそうな項目は無視しています。悪しからずm(__)m 数値は小数点3位まで。

直近の年次リターンの比較

トレカン オルカン ノムカン
年次リターン
2024/7月末
25.22% 25.10% 25.17%

まとめ

  • ノムカンのコストはびっくりするほど低い
  • しかし、なぜか3ファンドのパフォーマンス(年次リターン)は大差ない
  • あえて言えば見かけ上のコストの高いトレカンに負けている

ノムカンは「すごい低コストなのにパフォーマンスに活かせてない」ということになります。理由は不明。まさか他に隠してることがあるのか?いやいや単なる運用のブレか?せっかくのアドバンテージが不信を招いてしまうという、さすが世界のノムラな結果になってしまってます。運用報告書のベンチマークの差異要因※を読んでもわかりません。

いずれにせよ、オルカンvsトレカンノムカンvs楽カンの対決は、もはやコストをチェックしても確認レベルでしかなく、パフォーマンスを比較するしかないようです。

ちなみにオルカンの年次リターンは、信託報酬が0.11%だったときの成分が含まれているので、同等の条件になる来年はもう少し改善するはずです。あえてオルカンをトレカンノムカンに変更する理由はなさそうです。ほっとこーーっと。

それでは、また来年の運用報告書をお楽しみに〜♪

※ノムカン:ベンチマークとの差異要因
(マイナス要因)
①コスト負担(当ファンドの信託報酬や、マザーファンドにおける売買コストや保管費用など)
②配当金に対する課税(ファンドでは税引き後の配当金が計上される一方、ベンチマークは税引き前で計算されるため)
(その他、差異を生じた要因)
①為替の評価時価による差異(ファンド評価に使用される為替レートとベンチマークの為替レートに
時間差があり異なるため)
②国内株式の評価時価による差異(ファンド評価に使用される価格とベンチマークの価格に日時差があり異なるため)

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