そういえば投資を始めた頃にも平成バブル崩壊の反省をしてみたなあ、という件
東証マネ部さん。
歴史に学べ。どう学ぶかは人それぞれですが、こんな本も読んでみたり。長期投資なんでやることは変わらないんですけど読むことに意義がある。私がうすぼんやり考えているようなことも言語化されていて、ふむふむと読んでおります。
はじめに 〜崩壊の歴史から学ぶ投資の教訓
さて、東証さんの記事をChat GPTで要約してみたのがこちら↓
”日経平均株価が2024年2月22日に約34年ぶりにバブル期の最高値を更新したことは、日本経済において重要な出来事です。これにより、長期にわたる低迷期からの脱出が注目されています。
1980年代後半から1990年代初頭にかけてのバブル経済は、不動産や株式の価格が急激に上昇し、経済成長を大きく上回る異常な状態を示していました。その背景には、プラザ合意後の急激な円高に対する日本銀行の金利引き下げや政府の規制緩和がありました。
しかし、過剰な投資と消費が続く中、日本銀行の金利引き上げや人々の認識変化によりバブルは崩壊し、以降、日本経済は「失われた30年」と呼ばれる長期の低迷期に突入しました。この時期、日経平均株価は大幅に下落し、企業や個人に深刻な影響を与えました。
バブル崩壊の歴史から学ぶべき教訓として、分散投資、長期的な投資戦略、冷静な判断が重要であることが示されています。過去の経験を生かし、未来の経済活動や投資戦略に反映させることが求められます。”
今、思い出すべきは、日銀の金利上げでしょうか。前よりはマシなタイミングなのか、いつか来た道なのか?
そういえば投資を始めた頃にも平成バブル崩壊の反省をしてみたなあ、という件
私が社会人になってからだと、この「平成バブル崩壊」そして「ITバブル崩壊」「リーマンショック」の3つ。(細かいのは省いてます)
平成バブルの頃は,持ち株会に入っててただひたすら積み立ててただけ。たいしたことはしてませんでした。私が本格的に投資を始めたのは、日本にもネット証券ができてITバブルで騒いでたころです。その時にも当然、平成バブル崩壊の反省がありました。
- 株式にも投資しなきゃダメ(いつまでもビビってちゃダメ)
- 日本だけじゃダメ(世界分散の目覚め)
更に投資を始めてすぐに
- 短期じゃダメ(長期投資の目覚め)
- サラリーマンにはトレーディングもムリ(投資信託買うだけくらいしかできない)
- リスクとコストをコントロールしなきゃダメ
なんてことがわかり、今に至ります。
このスタンス、今に至っても変わってないんですよね。もし、個人投資家として反省しそこねてることがあるとすれば何なんだろう。それはたまに考えるのですが、未だに思い至ってません。
ちなみにこの中で最も重要なことは何かと聞かれたら、一番最初の「株式にも投資しなきゃダメ」っていうところ。世の中は資本主義でできており「資本収益率」の方が「経済成長率」より大きいのです。それを正当化する理屈が「リスクプレミアム」。今後の日本がどうなるかは、日本人がリスクを取れるかどうか、リスクを取る人の足を引っ張るようなマネをしないか。なんていうんでしょうか「若さの肯定」なんじゃないかなあと今日も今日とて考える今日この頃であります。
あ、もちろん、リスクとコストのコントロールも世界分散も長期投資も大事ですよ(笑)。