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2024年6月 6日 (木)

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2024.5月報  〜5月までは調子よかったが6月は荒れる?


東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2024.5の月報チェックです。

2024/5 基準価額及び純資産額の推移

202406061

月末純資産総額は、 517.40億円。

2024/5 基準価額と市場価格の乖離率

設定来の月別推移(単純平均)

202406062

※2020-2022年は年平均、その他は月平均

5月の乖離率平均は、+0.19%。2024年6月は3営業日分のご参考です。

2024/5の日別推移

今月は4月〜直近までの推移です。

202406063

        ↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、東証の市場データを元にNightWalker作成

日々の乖離はばらついており、若干、上方乖離傾向があります。自分が取引した日がどうなのかが勝負です。ETFに投資する人は、このバラツキを何らかの方法(王道は指し値)で吸収するのが課題です。

雑談

このところ、月平均、デイリーともに低めに抑えられなかなか頑張っていました。ただ、6月に入っての乖離率が、営業日3日分ですが1.22%と大きくなっています。これだからETFは油断なりません。今後の展開は神のみぞ知る、です。

そんなこんなで、個人的にはETF版オルカンという選択肢は、なくなりました。

  (理由1)ファンド版オルカンの方が安い。
  (理由2)市場価格と基準価額の乖離を気にするのはめんどう。
  (理由3)分配金が欲しければ、ファンド版オルカンを定率で取り崩せばすむ。

とは言え、2559にもメリットがあります。

  • 株式と同じように取引でき、すぐ残高に反映する。
  • 分配金がありがたいと思えたりもする。
  • オルカンを買えない証券会社でもほぼ同等なものが買える。

最後のは、故・山崎元さんのご助言です。窓口系証券会社の口座しかない場合(ご高齢の方だとそういう方も多いでしょう)、2559と個人向け国債だけで良いと頑固に言い張れば、妙な商品を売りつけられるリスクは大きく減ります。

以上、今月の2559定点観測でした。知的好奇心の一環で、今後も本シリーズは継続します。

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