老後4000万円問題の話
最近、老後4000万円不足というのが話題になっていて「またか」と思ってスルーしてましたが、取り上げてみます。話の出所がわからなかったので、ググって上の方に出てきたFNNプライムオンラインさんのエントリー。もとは、テレビ西日本さんの報道でしょうか。
↑リンクが間違ってました↑ 修正いたしました(m_m)
はじめに
早い話、物価が上昇すると老後に不足するお金は2000万円から4000万円に増えるという試算もありますよ、という、すみません「なあんだ、そんなことか」というお話でした。私は、もう、老後が半分来ちゃってるし今更ではあります。
ですが、危機感ばっかり煽られる現代の20代30代からすると、なかなか切実な問題。なけなしの蓄財余力をどうするべきか。
(1)老後になる前に使っちゃうお金
(2)老後までガマンして使わないお金
のふたつに分けて考える必要があります。
私自身は、(1)と(2)をごっちゃまぜにしてましたが、(2)をもう少しロジカルに管理するべきだったかな、という反省もあります。結果オーライのひと言でごまかしちゃってはいるんですけど(^^;)。
老後に必要なお金は、ひとによって違う
さて、老後に不足するお金がいくらか?この問いかけには重大な問題があります。それは、
ひとによって違う
ということです。いわゆる自分ごとです。
極端なことを言えば、貯金ゼロでも大丈夫な人もいれば、1億円あってもダメな人もいるわけです。短い報道で語るのは、はっきり言ってムリ。私がこのようなニュースを作る立場だったら、FPさんに登場してもらっていろんなケースを短めに整理してもらうかなあ。
私はFPさんに相談するなんて考えもしませんでしたが、ふと周りを見るとけっこう相談している方もいらっしゃるんですよね。
冒頭ご紹介した報道では、生き生きと働くみなさんが出てきたりして、もはや仕事をする気なんて毛頭ない私なんぞはちょっと引いてしまうのではありますが、実際、私がリタイア後お付き合いさせていただいている60オーバーの方のほとんどが生き生きと働いていらっしゃるんですよね。今のトレンドは「70まで働く」が普通な模様。
そんな中、今の私は、聞かれたら「仕事はリタイアしてフリーでちょっと仕事してます」という当たらずといえども遠からず的な答え方をしてます。「セミリタイアですか、いいですね」「まあそんな感じです」みたいな。
正直、報道は未来を予言するようなものではないというのが私の感想です。だって、時代は既に変わっています。