相続作業を少なくするための4つの観点 2024
突然ですが、「相続作業を少なくするための観点」をメモっとこうというのが今回のお題。あくまでも作業観点で、最適とか最善ではありませんので悪しからず。
その1 口座を減らす
相続する口座が複数あると手続きがめちゃ大変です。理想は「近所の銀行1行だけで死ぬ」ことです。
書類もわんさか必要。特にめんどくさいのが、手続きに必要な戸籍集め。今年の3月から戸籍の広域交付ができるようになり少しは便利になりましたが、面倒は面倒。法定相続情報証明制度を活用して「法定相続情報一覧図」を作れば楽になりますが、この手続きも面倒。
その2 相続額を減らす
相続基礎控除※以下であれば、相続税を払わなくてすみます。目指せダイウィズゼロ。
※基礎控除=3,000万円+(600万円×法定相続人の数) (ただし、30年後もこのままかは甚だあやしい)
その3 ついでに不動産も残さない
相続登記もできればパスです。
もちろん、小規模住宅の特例(一定の要件を満たしたときに評価額を最大で80%も減額できちゃうという太っ腹な制度)を利用すれば、実質的によりたくさんの遺産を残すことができますが、当然、手続きが必要で面倒。
その4 遺言書は書かない
自筆遺言書は、家裁に行って検認処理が必要になります。これがかなり面倒な上に家裁が混んでて時間がかかります。
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他にもあるような気がしますが、今日のところはここまで!
本稿では話が長くなるし法的な内容が多すぎるため具体的なことはほとんど書いてません。また、相続作業以外の観点では真逆の解が正解である場合もあるでしょう。ご自身で制度を調べ納得してから本メモの活用をお願いします。
今現在の私は、「その1」と「その2」と「その3」が課題です。全部じゃんwww