eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2024.3の月次報告 4/9付けで純資産総額がついに3兆円突破!
2024/3 ベンチマークとの乖離
2024/3 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | 4.0% | 4.0% |
3ヵ月 | 15.3% | 15.2% |
6ヵ月 | 21.6% | 21.6% |
1年 | 41.1% | 41.1% |
3年 | 68.0% | 67.5% |
設定来 | 141.0% | 140.5% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラスマイナスゼロでした。
2024/3 純資産総額
今月は、2兆9291億円。直近の4/9現在、3兆119.60億円。
右端、緑の棒グラフは、4/9付け
2024/3 資金流出入金額
今月の資金流入は、1927億円。4月の途中経過は、〜4/9までで(右端、緑の棒グラフ)885億円。
2018〜2022 は年次
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第4営業日の4/4に667億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
オルカン純資産総額が、4/9、ついに3兆円突破!
毎月2000億円オーダーで入り続けると、相場が崩れなければ半年で4兆円突破する皮算用。どこまで資金を集めるのか。引き続き注目です。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、5,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月の組入上位10カ国・地域は以下の通り。
2024/03 | 国・地域 | 比率 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 62.3% |
2 | 日本 | 5.6% |
3 | イギリス | 3.3% |
4 | フランス | 2.7% |
5 | カナダ | 2.7% |
6 | スイス | 2.1% |
7 | ドイツ | 2.0% |
8 | インド | 1.7% |
9 | 台湾 | 1.7% |
10 | オーストラリア | 1.7% |
台湾が僅差で9位に浮上。やはり半導体強しなんでしょうか。これをAIバブルとみるか、国家の軍事力に関わる長期的トレンドとみるか。なんてことを考えても考えないのがオルカンホルダーの基本スタンス。未来はどうなるかわからないけれど「世界株式会社」のリスクプレミアムだけは信じておこう。と今月も想う次第です。
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オールカントリーは、これ一本で全世界に分散。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJアセットマネジメントさんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。