ご機嫌なオトナになる
はじめに
故・山崎元さんと長年のお付き合いのあった田村さん。数々のエピソード、裏話を交えながら、山崎さんを偲ぶお話です。
”「オンラインで久しぶりに会おう」。急に連絡をもらい、昨年1 2月半ばに2時間ほど話をした。”
12月半ば、山崎さんがなくなったのが元旦ですから思うところあってのお声がけだったんでしょう。当ブログをお読みの方には、ぜひご一読いただきたい追想録であります。
印象に残ったのが、”最後の一日を機嫌良く生きられたら人生は成功”という言葉。そう言えば、ゲーテが「人間最大の罪は不機嫌である」と言ってたとおかあさんに助言された話もありましたね。
先日電話で母が「元、機嫌良く暮らさないとだめだよ。ゲーテもそう言っているから」と言っていたので、調べてみたら、ゲーテは本当にそのようなことを言っていた。母の教えとして、オフィスの一角に貼っておくことにした。 pic.twitter.com/bTu9S9rQo4
— Hajime Yamazaki /山崎元 (@yamagen_jp) November 30, 2021
ご機嫌なオトナになる
というわけで、今回のお題は、「ご機嫌」。
マンガ家の山田玲司さんいわく、「愚痴らない」「威張らない」「ご機嫌でいる」、これこそが老害にならない3大秘訣だとのこと。鋭い。
この中で最も大切なのが「ご機嫌でいる」です。「ご機嫌でいる」と、威張る必要もなく、グチることもない、ついでに「あんなオトナになりたい」と思われると。
「不機嫌」の原因のひとつに「怒り」がありますが、これも時に創造力の源泉となる反面、負のオーラで自分も他人もむしばまれていくというような。山崎先生のおっしゃるような”正義の愉快犯”はなかなか難しい。
私の場合、早期リタイアしてから、怒ったりグチったりするネタは減り「ご機嫌」な気分ではあります。それだけ、仕事との相性が悪くなってたんでしょう。あるいは仕事に立ち向かう体力気力が低下していたか。そういう意味では早期リタイアは「ご機嫌」になるための特効薬のような気もしますが、仕事をしないことが「不機嫌」の原因になる方もいらっしゃるわけです。いや、むしろそういう人の方が多そうです。
私自身も、このままずっと「ご機嫌」でいられるかどうかはわかりませんし、自分は「ご機嫌」でも他人からは「不機嫌」なやつ(貴様、働けーみたいなw)かもしれません。
ご機嫌道は、奥深い。ともあれ、そんなオトナを目指し、日々、暮らしていきたいと考える今日この頃でした。
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