MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2024.2月報
2024/2 基準価額及び純資産額の推移
2024/2 基準価額と市場価格の乖離率
設定来の月別推移(単純平均)
※2020-2022年は年平均、その他は月平均
2月の乖離率平均は、+0.20%。2024年3月は3営業日分のご参考です。
2024/2の日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、東証の市場データを元にNightWalker作成
雑談
オルカンは、一気に2兆円ファンドとなり、3兆円突破も時間の問題。こちらは400億円台。ただ、今月は少し多めに増えました。出来高を見ると年末から上昇傾向に。もしや新NISA効果か? 株取引派はたくさんいらっしゃいますし、その方もETF版オルカンを買い出したのでしょうか。若干力強さに欠けますが、期待して見守りたいと思います。
2024年3月は3営業日分の合計
今月は、乖離率、0.20%。なかなか頑張ってます。デイリーに見ても乖離1%を超えることはありませんでした。上記の出来高増加傾向と多少なりとも関係あるんでしょうかね。ただ、いつ崩れるかはわかりません。これはあくまで平均。日々ではばらついており、若干、上方乖離傾向があります。自分が取引した日がどうなのかが勝負です。ETFに投資する人は、このバラツキを何らかの方法(王道は指し値)で吸収するのが課題です。
そんなこんなで、個人的にはETF版オルカンという選択肢は、なくなりました。
(理由1)ファンド版オルカンの方が安い。
(理由2)市場価格と基準価額の乖離を気にするのはめんどう。
(理由3)分配金が欲しければ、定率で取り崩せばすむ。
ただし、知的好奇心の一環で、今後も本シリーズは継続します。
とは言え、2559にもメリットはあります。
- 株式と同じように取引でき、すぐ残高に反映する。
- 分配金がありがたいと思えたりもする。(無分配の投資信託を自分で取り崩しても同じなので精神的気安め効果)
- オルカンを買えない証券会社でもほぼ同等なものが買える。
最後のは、故・山崎元さんのご助言です。窓口系証券会社の口座しかない場合(ご高齢の方だとそういう方も多いでしょう)、2559と個人向け国債だけで良いと頑固に言い張れば、高い投資信託を売りつけられるリスクは減ります。
以上、今月の2559定点観測でした。