eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2024.2の月次報告
2024/2 ベンチマークとの乖離率
2024/2 | ファンド | ベンチマーク |
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1ヵ月 | 5.0% | 5.1% |
3ヵ月 | 12.5% | 12.5% |
6ヵ月 | 14.3% | 14.3% |
1年 | 35.2% | 35.2% |
3年 | 70.5% | 69.4% |
設定来 | 131.6% | 131.1% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラスマイナスゼロでした。
2024/2 純資産総額
今月は、2兆6248.2億円。直近の3/11現在、2兆6,936.74億円。
右端、緑の棒グラフは、3/11付け
2024/2 資金流出入金額
今月の資金流入は、2286億円。3月の途中経過は、〜3/11までで(右端、緑の棒グラフ)952億円。
2018〜2022 は年次
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の3/5に468億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。(今月から資金流出入グラフを2023年〜にしました)
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
新NISA効果でしょうか。2月に入っても「年初一括特需」があったと思われる1月ほどではないにせよ資金流入は絶好調です。1月の3分の2、去年の月次資金流入の2〜3倍くらい?
3兆円はすでに射程距離です。あとは相場次第。ただ、基準価額が下がれば「待ってました資金」が来るのかもしれません。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、5,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月の組入上位10カ国・地域は以下の通り。
2024/02 | 国・地域 | 比率 |
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1 | アメリカ | 62.1% |
2 | 日本 | 5.5% |
3 | イギリス | 3.3% |
4 | フランス | 2.8% |
5 | カナダ | 2.6% |
6 | スイス | 2.2% |
7 | ドイツ | 2.0% |
8 | インド | 1.7% |
9 | オーストラリア | 1.7% |
10 | 台湾 | 1.6% |
すっかり台湾トップ10入りが定着しそうな雰囲気。僅差ですし、今後の半導体物資の位置付けいかんによっては、さらに上位に上がるかもしれません。
そして資本主義の元締めアメリカはやっぱり強い。彼らがルールを作ってるってことは忘れないようにしようと思う今日この頃です。だからといって必ずしも勝ちっぱなしじゃないってところが、株式市場の陣取り合戦の常。そんな私のオールカントリーです。
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オールカントリーは、これ一本で全世界に分散。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。