eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2024.1の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2024.1の月次報告です。
2024/1 ベンチマークとの乖離率
2024/1 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | 5.6% | 5.4% |
3ヵ月 | 15.1% | 15.0% |
6ヵ月 | 10.3% | 10.2% |
1年 | 32.1% | 31.8% |
3年 | 68.0% | 67.3% |
設定来 | 120.6% | 120.0% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、プラス0.3%でした。
2024/1 純資産総額
今月は、2兆2768.59億円。直近の2/9現在、2兆4354.11億円。
右端、緑の棒グラフは、2/9付け
2024/1 資金流出入金額
今月の資金流入は、3429億円。2月の途中経過は、〜2/9までで(右端、緑の棒グラフ)1054億円。
2018〜2022 は年次
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の2/5に465億円の資金流入がありました。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
新NISA効果でしょうか。資金流入は、快調を通り越して爆発。1月は、3439億円。2月に入っても「年初一括特需」があったと思われる1月ほどではないにせよ。資金流入は絶好調です。年初から2/9までの1ヶ月とちょっとで、すでに、一昨年(2022年)1年分の資金流入を超えています。
2018〜2023 は年次、2024は年初から2/9まで
3兆円はすでに射程距離。今後の資金や相場の状況によっては、年内に4兆円どころか5兆円ファンドもありうる。そんな展開になってきました。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、5,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月の組入上位10カ国・地域は以下の通り。
2024/01 | 国・地域 | 比率 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 62.7% |
2 | 日本 | 5.6% |
3 | イギリス | 3.5% |
4 | フランス | 2.8% |
5 | カナダ | 2.8% |
6 | スイス | 2.3% |
7 | ドイツ | 2.0% |
8 | オーストラリア | 1.7% |
9 | インド | 1.7% |
10 | 台湾 | 1.5% |
ケイマン諸島(≒中国)は消え、台湾が常連になりそうな予感。一方、先月からポイントを上げたのが米国。賭場(資本主義市場)は米国が仕切ってますからね、逆らっちゃいけないんだろうなあ。
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オールカントリーは、これ一本で全世界に分散。配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。