追記:ETF版オルカン2559の利点
ETF版オルカン2559ですが、大きな利点があるのを忘れていました。下記記事にも追記しましたが、エントリーを上げておきます。
ETF版オルカン2559の利点
それは、
ETFなので証券会社なら(ほぼ)どこでも買える
と言う点です。
私のようなシニア世代以上だと、ネット証券を今さらっていう人も多いでしょう。ご両親にネット証券での口座開設をすすめても渋られるというケースもあるかも。オルカンやトレカンやノムカンが買えない証券会社の口座しかない場合もありうるわけです。
そんな方にとって、2559は強力なカードになります(いらぬ勧誘へのガードでもある)。
「2559下さい」「他はいらないです」
「あ、ついでに個人向け国債、キャンペーンやってるときに売って下さい」
これで、強力なポートフォリオが完成します。
この利点、故・山崎元さんがおっしゃっていたんですよね。もう先生は言ってはくれないんだよなあ。ふと、思い出し、追記する次第です。
雑談
これの欠点は、2559が、NISAのつみたて投資枠では買えないこと。新NISAの「かゆいところに手が届かない」部分※のひとつです。
たとえば、
- つみたて投資枠
→ 非課税投資枠A(特定の指数限定でETFもこっちにする) - 成長投資枠
→ 非課税投資枠B
というような、味も素っ気もない名前にあえてして、非課税投資枠Aは「つみたて」じゃなくてもオーケーにしてもらえると、いろいろうれしい。どうせ、ボーナス月加算119万8800円+月々100円×12みたいなことできちゃうわけなんだし。
「つみたて」と言うメッセージを出したい気持ちはわかりますが、国民の啓蒙と言う意味合いでは、あと5年もやれば十分じゃないかなあ。それに「つみたて」は必ずしも合理的ではないわけですし。(これまた、故・山崎元さんが最期までおっしゃっていた重要事項)
この路線で行く場合の現状の対策は、「変な投資信託を買わされるくらいなら、つみたて投資枠は使わないのもまた解のひとつ」ってことでしょうか。どうしても思いっきり使いたい人は、ネット証券の口座開設くらいやって下さい(笑)。
------
※新NISAの「かゆいところに手が届かない」部分、他には、
- ジュニアNISAの後継がない(年12万円でもいいのでゼロ歳NISAを可能にしても良い)
- スイッチングをありにする。(年当たりの利用回数は1〜2回に制限)
といったところがあると思ってます。個人的には、どちらも、もはや、あってもなくてもいいんですけど、一応つぶやいておきます。