新NISA開始後、毎月分配型ファンドはどうなった?
はじめに
NISAが大幅拡充された1月。資金流入のトップは、オルカン。資金流出のトップは「次世代通信関連世界株式ファンド」。また新NISAで対象外となったデリバティブ系のファンドも流出しているという記事でした。
では、同じく新NISA対象外となった「毎月分配型」はどうなの?というのが今回のお題です。これ、ちょっと興味があったんですよね。記事のランキング表からピックアップしてみます。
新NISA開始後、毎月分配型ファンドはどうなった?
<資金流入>
- 3位 インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
<資金流出>
- 4位 ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
- 8位 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)
なんとびっくり、新NISA対象外の「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、資金流入が続いてました。ウエルスアドバイザーアドバイザーさんのサイトで確認してみると
- 年次トータルリターン 33.00%(2024年1月末)
- 信託報酬率 1.90%(税込)
- 純資産総額 1兆2171.03億円
オルカンの同期間の年次トータルリターンは32.14%でしたから、ほぼ同等。一方の流出トップ10に入った2ファンドのトータルリターンはというと、
- ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) 3.18%
- 東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型) 1.52%
なかなか残念な状況。
この辺の違いからつらつら考えるにやっぱり直近のリターンと分配なんでしょうかね。それさえあれば、課税されようがコストが高かろうが、毎月分配の魔力は健在ってことなんでしょうか…。
長期投資家のみなさんは、たかが、直近の1年とか5年のリターンが高いファンドだから、オルカンを選んでるわけじゃないですよね。大事なのは、直近のリターンではなく将来の期待リターンをどう評価するかなのであります。
ちなみに東京海上・円資産『愛称 : 円奏会』の方は、国内債券が7割なのに税込信託報酬が0.92%もするという、なかなかにとんでもないファンドでして、ゆうちょ銀行の投信販売が問題になったときの戦犯みたいなファンドなので当然の流れかもしれません。
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