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2024年2月14日 (水)

オルカンの連動指数〜MSCIACWIの組入銘柄の入れ替えがあります。


ブルームバーグさん。

MSCI ACWI組入銘柄の入れ替えがあります。

MSCIは12日、MSCI・ACWI指数の組入銘柄の入れ替えに伴い、24銘柄を追加し、101銘柄を除外すると発表した。2月29日の取引終了時点で実施する

オルカンの連動指数であるMSCI ACWIの組入銘柄の変更がありますよ,というニュースです。MSCIのお知らせはこちら↓

詳細リスト(MSCI Global Standard Indexes List of Additions/Deletions)を表にしてみました。

リージョン 追加 削除
Asia
Pacific
AUSTRALIA 1 1
JAPAN 1 8
HONG KONG 0 3
MALAYSIA 2 1
TAIWAN 0 1
KOREA 2 5
THAILAND 0 3
INDIA 5 0
CHINA 5 66
SINGAPORE 0 1
小計 16 89
Europe
Middle East
Africa
SPAIN 0 2
FRANCE 1 0
GERMANY 0 2
TURKEY 1 2
SAUDI ARABIA 1 2
POLAND 0 1
小計 3 9
Americas USA 4 2
CANADA 0 1
BRAZIL 1 0
小計 5 3
合計 24 101

日本も含めてアジアがけっこう変わります。今回大きいのは、”中国”で66銘柄デリート。MSCI ACWIは、現在2920銘柄ですから、2.3%ですが、全体の10%程度の新興国が1440銘柄で多いのでインパクトはそれほど大きくないのかも。時価総額まで見るガッツが湧かないので、どの程度の影響かは、3月のファクトシートないしはオルカンの月報待ちです。

雑談

昔から、「新興国には投資したいが中国やロシアに投資したくない。良い方法はないか?」と言う声はありました。私もそういう気持ちは理解できます。それぞれに信条というものがありますし、それは長期投資のモチベと密接な関係があります。

対応については、ふたつの方向があります。

(方向1)なんとかしてその意図に近いポートフォリオを組む
 例:先進国+インドくらいにしとく、とか、いっそのこと新興国には投資しない。

(方向2)あきらめる

私は、(2)。積極的に受動的。インデックス投資家っぽい思考パターンです(笑)。

  • 資本主義、民主主義国家を敵に回す行為をした場合は、ほっといても消える。例:ロシア
  • 下手な考え休むに似たり。変に予想してもはずれる。
  • リバランスしないで良い。ラク。NISAとも相性が良い。

この辺が理由です。

時価総額比(市場の縮小コピー)型のインデックスファンドは「変化こそ唯一の永遠である」を具現化したものです。銘柄入れ替えは、その特性を有限の銘柄数で実現するために必須であると、私は前向きに理解しています。

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