インデックス投資の弱点と聞かれたら? 2024
マネックス証券さんの記事。オルカンのつみたてをオススメしている当ブログ的に好印象な記事です。ここでインデックス投資のデメリットについてもふれています。
はじめに インデックス投資のデメリット
ご指摘のデメリット4つを私の私見付きでご紹介しますと
1.インデックス(株価指数)以上のリターンは望めない
当たりくじがない代わりにはずれくじもない。あくまで平均(並みのリスク)
2.元本割れの可能性がある
リスク商品に投資するのであれば、いかなる方法も同じ。
3.一定の運用コストがかかる(信託報酬など)
個別株式投資よりはわずかに高いが、アクティブファンドよりはかなり安い
4.短期間ではリターンが得られない可能性が高い
これはインデックス投資というより、アクティブだろうが何だろうがバイ・アンド・ホールド手法の宿命。
たしかに。
インデックス投資の弱点、他にないかしら? と言うのが今回のお題。考えてみるに、ひとつあります。
インデックス投資はアクティブ投資があるから存在できる
それは、インデックス投資はアクティブ投資があるから存在できると言う点。いわゆるフリーライド問題です。
株式投資のやり方は大きくふたつあります。
(1)「価格(Price)」に着眼した手法
(2)「価値(Value)」に着眼した手法
(1)は、いわゆるトレーディングです。株式投資に限らず、為替取引なんかもそうですよね。でもって、(2)が私の志す投資法で、更に2つに分かれます。
① 「企業」の価値の増大に賭ける
② 「市場」の価値の増大に賭ける
「企業」か「市場」か。似ているようで大きく違います。不肖私は、(2)の②。アクティブファンドや個別株で戦う(2)の①や(1)のみなさんのお世話になっていることは間違いありません。
これに対する言い訳は、「投資能力の低いいたいけな私がカモにならない唯一の手段なので勘弁して下さい」くらいしかありません。それでも、取れるリスクを取らずに何でもかんでも国や他人のせいにしてリターンだけを求めるよりはかなりマシ、と考えております。