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2024年1月30日 (火)

新しいNISA、年360万円を使い切るか否か。

今月は、新しいNISA、最初の年、最初の月が終わります。私がどうするか(どうしたか)は、こちらのエントリー↓

ただし私は資産形成終了世代なので、ある意味イレギュラー。一般解についてちょっと整理してみようと言うのが今回のお題。

基本は今まで通り。年間の非課税枠が変わっただけ

新しいNISAになったからと言って、投資のやり方を変える必要はありません。今までと一緒。当ブログ界隈、「年初一括投資祭り」みたいな状況になっていて、何が何でも一刻も早く360万円。ある種マウントを取られたような気分になってしまう人もいらっしゃるかもしれません。そういう声は基本スルーでいきましょう。

  • 月1万円=年12万円、積み立ててた人は、これまで同様NISAで積み立てる
  • 月20万円=年240万円、積み立ててた人は、全額NISAで積み立てる(積み立てられるようになった)。
  • 月50万円=年600万円、積み立ててた人は、年360万NISA、年240万は課税口座で積み立てる。

てな具合。自分の投資行動に合致するとこだけ活用です。NISAが拡充されたからと言って、無理して投資資金を捻出するのは本末転倒。あくまでもご自身のリスク許容度から適切な金額を、と言うのがセオリーです。

新しいNISA、年360万円を使い切るか否か。

てなわけで、原則、まずは新規資金を投入ですが、それだけでは年360万円使いきれない場合はどうするか?

鎌首をもたげるのが課税口座の資産を売って年360万円を使い切る作戦です。これ、有効になるケースが多いのですが、年360万円使い切らない方がおトクな場合もあるようです。理系の錬金術さんが、計算シート付きの記事で情報提供していらっしゃいます。

たとえば、年120万円くらいの新規購入資金が長期的に見込め、移し換えるつもりの課税口座額がある程度大きい方は、要注意。何も考えず、年120万円つみたて続けるのもひとつの手となる場合があります。一方、今後見込める積立額が年60万円程度やもっと少ない場合は、とっとと移し換えた方がおトクになりそう。ここは絶対解はないので、検討してみて下さいませ。

悩めるは、シニア世代。60代前半の私は課税口座を売ってでもNISA口座へ移し替える意味がありそうと考えて、いつかは払う税金を今支払って社会に還元することにしました。でも、私が70代だったら、NISAは縁がなかったとあきらめて、ただひたすらに取り崩す選択をしてたかなあ・・・。

おっと、一般解とか言って、最後はやはり自分ごとになってしまいました(笑)。

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