過去に置き忘れてきたことを振り返ってみる。
Diamond Onlineさん。ひさびさに仙人生活ネタ。毎度おなじみ、例のテーマです。
定年後「仕事ができる人」ほど途方に暮れるワケ
- 定年後は、「自分の好きなように生きれば良い」
- しかし、いつの間にか、自由に過ごす方法を忘れてしまっている。
チャンチャン、という話です。
- 「言われた通りにやればいいんだ」といわれるとカチンと来る
- しかし「好きにやっていい」と言われると、どうやっていいかわからない
かくして、齢60にして、セカンドモラトリアムよろしく自分探しの旅が始まるの巻です。榎本先生の処方箋は、
- まずは、過去に置き忘れてきたことはないか振り返ってみよう
- 稼ぎのためにできずにいたこと、諦めたことなどを思い返してみてはどうだろうか。
過去に置き忘れてきたことを振り返ってみる。
まあ、もう一度ゼロから考える必要はなく、誰しもあったであろう、最初のモラトリアム(学生時代)の悩みを活用すればいいのではないかと。
ちなみに、私は、この課題、60になるよりずっと前に考えるといいのではないか?と考えます。個人的には、40歳くらいで考えちゃいました。そして、その時やりたいと思った直観はけっこう正しかった。齢60や早期リタイアを待つ必要はありません。往々にして、やりたいことは体力や健康状態と相関関係があったりしますしね。
私自身の早期リタイア仙人生活8年を振り返ってみると、
- 新しくやろうとしたことはことごとく挫折した(つまり本当にやりたいことではなかった)
- そのかわり、すでにやってたやりたいことは時間ができた分、充実した。
- 「何もしないをする」能力が高まった。
やりたいことを少しはやっておいて良かった。そう、少しの時間でいいのです。
また、最後のがけっこう重要。早期リタイアに向いているかいないかを判別する重要事項です。もちろんホントに何もしてないということはありえません。何かしてるんですけど、Xに投稿してマウントを取るようなことではない、というほどほど感。
「不真面目力」とでも言いましょうか。
そういう意味では、いつも社会や誰かの言動に怒ってるような人にも、早期リタイアはオススメできないかな。他人に厳しい人は自分にも厳しい。働いてない自分が許せないので、何かしてしまい、めんどくさく人になっていくという(笑)。そういう人は、仮に会社を辞めても早期リタイアではなく、単に、転職とか開業(収益のない仕事も含む)とか、そういうことなんだろうと思います。