米国株式インデックスファンドの比較 2023/12
今月の米国株式インデックスファンドの比較です。
S&P500
<S&P500連動 比較対象:「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額100億円以上」>
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)(三菱UFJアセットマネジメント )
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBIアセットマネジメント )
- iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
- My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
<S&P500連動 比較対象外>
- たわらノーロード S&P500(アセットマネジメントOne)
- はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)(野村アセットマネジメント)
- マネックス証券専用:つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド(ブラックロック・ジャパン)
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天投資顧問)
- iFreeS&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
- Smart-i S&P500インデックス(りそなアセットマネジメント)
その他の指数
<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>
<Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数>
<MSCI USA インベスタブル・マーケット指数 連動>
<Solactive GBS United States 500 インデックス連動>
2023/12の比較 S&P500連動
「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額100億円以上」のファンドのみの比較です。今月は楽天S&P500がいきなり入ってきました。楽カンと並んで資金流入のの出足は好調です。
スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓
2023/12 | Slim S&P500 | SBI S&P500 | iShares | 楽天S&P500 | My SMT |
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 1.48% | 1.46% | 1.48% | ★1.52% | 1.47% |
3ヶ月 | 5.85% | 5.85% | ★5.87% | - | 5.80% |
6ヶ月 | 7.13% | 7.13% | ★7.18% | - | 7.06% |
1年 | 34.63% | 34.48% | ★34.69% | - | 34.32% |
3年 | ★82.73% | 82.10% | 80.74% | - | - |
5年 | ★163.04% | - | 157.98% | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.09372%以内 | 0.0938%程度 | 0.0938%程度 | 0.077% | 0.0968% |
純資産総額(百万円) | 2,998,773 | 1,225,564 | 28,714 | 13,834 | 13,249 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 2,877,815 | 1,192,027 | 27,628 | 5,777 | 12,183 |
純資産総額前月差分 | 120,958 | 33,537 | 1,086 | 8,057 | 1,066 |
★は同一指数内で一番高いもの
- リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
- コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。
2023/12の比較 米国株式指数
ご参考として、わらわらと登場した米国株式指数連動ファンドのパフォーマンスの比較です。ファンドの優劣ではなく、指数の差を見るのが目的です。S&P500はSlim S&P500、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは運用期間の長い楽天VTIを比較します。
2023/12 | Slim S&P500 | 楽天VTI | PayPay米国株式 | Slim全米株式 | S⽶国株式500 |
---|---|---|---|---|---|
1ヶ月 | 1.48% | ★2.30% | 1.59% | 2.19% | 1.49% |
3ヶ月 | 5.85% | ★6.37% | 5.98% | 6.26% | - |
6ヶ月 | 7.13% | 7.50% | ★7.57% | - | - |
1年 | 34.63% | 34.37% | ★34.77% | - | - |
3年 | ★82.73% | 74.64% | - | - | - |
5年 | ★163.04% | 155.68% | - | - | - |
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) | 0.09372%以内 | 0.162%程度 | 0.0715% | 0.09372%以内 | 0.05775% |
純資産総額(百万円) | 2998773 | 1213249 | 624 | 7140 | 636 |
参考:前月純資産総額(百万円) | 2877815 | 1174404 | 615 | 6622 | 327 |
純資産総額前月差分 | 120958 | 38845 | 9 | 518 | 309 |
雑感
いきなり、身もフタもないことを書くと、大差はありません。もちろん条件はあります。
- 低コスト。かつ継続してコスト削減に取り組んでいること
- 純資産総額が大きく、償還リスクが低いこと
これが最低ラインですが、個人的には、有名なS&P500でいいんじゃないの?と。
- S&P500の方が成績が良かったら→メジャーな指数を選んどいて良かった。
- S&P500の方が成績が悪かったら→代表的な指数なんで、ま、そういうこともある、しょうがないよね。
とまあ、ある種の「みんなで渡ればこわくない」心理状態になれます。メジャーじゃない指数を選ぶと、成績不振の時に「あーやっぱりS&P500にしておけばよかった」みたいな後悔の念が押し寄せるような(笑)。
米国株関連で注視している、米国株式(S&P500) 年次リターンの平均回帰現象は以下の通りです。
Slim S&P500 | オルカン |
23.46% | 20.99% |
今月は、S&P500の勝ち。
<ご参考>