資金流入初の月1000億円超え。直近の純資産総額は2兆円超え! オルカン人気爆発! 〜eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2023.12の月次報告
我が家のオススメファンド、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。2023.12の月次報告です。
2023/12 ベンチマークとの乖離率
2023/12 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | 1.5% | 1.7% |
3ヵ月 | 5.5% | 5.6% |
6ヵ月 | 6.2% | 6.3% |
1年 | 30.4% | 30.5% |
3年 | 63.4% | 63.3% |
設定来 | 109.0% | 108.8% |
今月の年次リターンのベンチマーク差異は、マイナス0.1%でした。
2023/12 純資産総額
今月は、18,205.66億円。直近の1/15現在、20,548.16億円。
右端、緑の棒グラフは、1/15付け
2023/12 資金流出入金額
今月の資金流入は、1088億円。1月の途中経過は、〜1/15までで(右端、緑の棒グラフ)1972億円。
2018〜2022 は年次
本ファンドには、毎月第3営業日あたりでまとまった資金流入があります。直近では、第3営業日の1/9に1014億円の資金流入がありました。図を見るとバグってるんじゃないかと思いますけど、ホントです。積立て投資の資金と推定され、長期資金流入のバロメータのひとつと見ています。
※資金流出入の計算
毎日の騰落分を調整した毎日の純資産の増減を月単位に累計。(当日の純資産額)ー(前日の純資産額×(前日からの騰落率+1))を月単位に累計することで筆者が推計。
<ご参考エントリー>
今月の雑感
新NISA効果でしょうか。資金流入は、快調を通り越して爆発。12月は、初の月1000億超え。直近は、更にすごい。1/9に一日で1000億超え、月半ばですでに1972億円、2000億円に迫る資金流入です。
純資産総額は、すでに下記エントリーの追記でお伝えしたように、ついに2兆円超え。
こちら↓の表(交付目論見書より)の通り、5,000億円超の部分は若干ですが信託報酬が下がります。結果、全体としての信託報酬率も下がる仕組み。純資産総額の増大はファンドの継続性を担保するだけではなく受益者のリターン面にも貢献します。
今月の組入上位10カ国・地域は以下の通り。
2023/12 | 国・地域 | 比率 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 59.4% |
2 | 日本 | 5.4% |
3 | イギリス | 3.3% |
4 | フランス | 2.7% |
5 | カナダ | 2.7% |
6 | スイス | 2.2% |
7 | ドイツ | 1.9% |
8 | オーストラリア | 1.7% |
9 | インド | 1.7% |
10 | 台湾 | 1.5% |
こちらの方も、ちょっとした変化があります。”ケイマン諸島(実質中国)”がついにトップ10から消えました。代わりに台湾がランクイン。中国に投資したくないという方も多いのですが、私は「中国がダメなら勝手に小さくなるだろう」という消極派です。
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オールカントリーは、常に次善の策、平均点。ゆえに長期になると強い戦略なのです。
配当込み指数に連動しているので複利の面からも望ましく、コストも激安。ベンチマークも明解ですから客観的に評価できます。かつては望むべくもなかった、ほぼパーフェクトなスペックのファンドです。最近は、「本ファンドを積み立てています」とおっしゃる方が私の周りでもたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの一助となるべく、当ブログは気を抜かずウォッチを続ける所存です。
三菱UFJ国際投信さんには、丁寧な運用と説明でその支持に応えて欲しいと願っています。