MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 2023.12月報
東証のETF 2559 MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の2023.12の月報チェックです。
2023/12 基準価額及び純資産額の推移
月末純資産総額、342.17億円。
2023/12 基準価額と市場価格の乖離率
設定来の月別推移(単純平均)
※2020-2021年は年平均、その他は月平均
12月の乖離率平均は、+0.50%。2024年1月は3営業日分のご参考です。
2023/12の日別推移
↑三菱UFJ国際投信さんの、基準価額、東証の市場データを元にNightWalker作成
雑談
今月は、上方乖離傾向復活。先月は調子よかったんですけどね。残念だなあ。年のまとめで、年平均でもみてみます。
年で見ると、上方乖離傾向に変化なし。少しずつ下がっていくことを期待するものの今のところその気配なし。
逆にもっと細かい分布。設定来の日ごとの推移も見てみます。
初期の大きなバラツキはしょうがないとしても、2%を超えるときもありますね。
2020〜2023のバラツキまとめ↓
- 年で見ると、0.5%程度、上方乖離する
- 月で見ると、-0.19%〜1.67% とばらつく
- 日で見ると、-5.20%〜5.20% とばらつく
ETFに投資する人は、このバラツキを何らかの方法(王道は指し値)で吸収するのが課題です。自分が取引した日がどうなのかが勝負。
そんなこんなで、個人的にはETF版オルカンという選択肢は、なくなりました。
(理由1)値下げでファンド版オルカンの方が安くなってしまった。
- ファンド版オルカン 年0.05775%以内(税込)
- ETF版オルカン 年率0.0858%以内(税込)
(理由2)市場価格と基準価額の乖離を気にしても仕方がない。
こんなことをちまちま気にするのは、インデックス投資家の本分ではありません。
(理由3)分配金が欲しければ、定率で取り崩せばすむ。
ただし、知的好奇心の一環で、今後も本シリーズは継続します。
以上、今月の2559定点観測でした。