一部の銀行や証券会社でありがちなセールストーク
AERAdotさんになかなかに鋭角に切り込んだ記事があります。「AERA (アエラ) 2023年 12/4 号」からの抜粋。
一部の銀行や証券会社でありがちなセールストーク
おもしろいのがこちら↓
あくまでも「ありがちな」です、念のため。後学のため、この8個のキーワードについて個人的な意見をメモっときます。
(1)コア・サテライト戦略
多くの人には不要な戦略。逆に銀行マンに語り返してしまうほどに個別株投資などが好きな人は、結果としてこのような状態になっているかもしれない。
(2)別のタイプの投資信託を組み合わせることで値動きが安定・・・
無リスク資産(※たとえば個人向け国債変動10年)と組み合わせることでも値動きが安定します。
(3)新興国の成長をプラスしてみませんか?
成長のワナってご存じですか?
(4)分散投資の一環として株式のインデックス型投資信託以外のものも・・・
分散投資の一環として個人向け国債買っておきます。
(5)インフレに備えてリート
インフレに備えて株式買ってます。それにMSCI ACWIなどの株価指数ってリートが入ってるみたいです。
(6)金利の高い外貨預金はいかが。
為替リスクは外国株式分だけで充分です。
(7)保険がセットになった商品が・・・
すみません、コストを教えて下さい、どこにも見当たらないんですけど。
(8)運用しながら取り崩していくために毎月分配金が出る投資信託・・・
新NISAで買えないしー。定率・定口で取り崩せばいいだけだしー。
以上、「こんなこというやつは銀行の窓口なんか行かねーよっ」というお話でした。記事から推測するに銀行が望んでいない証券をお客様から望まれた場合、提携証券会社にパスする模様ですので、こんな反抗的な人間が行ったところで何も起きません(笑)。
コメント
(心の声)ジョン・ボーグルのコスト重要仮説とトービンの分離定理で個人投資家の利益は最大になります。機関投資家等は規模の論理でコストを小さくできるのでコア・サテライト戦略が成立するのです。
(実際の声)資金に余裕がないので今回は遠慮させていただきます。
投稿: ワッショイ | 2023年12月 3日 (日) 04時46分
自分に当てはめてみると、
(1)コア・サテライト戦略
コア:個別株、サテライト:インデックス投資でバリバリやっています。
インデックスくらいの低リスク商品はサテライトで丁度良いんです!
(2)別のタイプの投資信託を組み合わせることで値動きが安定・・・
ゴールドやリートを買ってます。
最近は長期米国債のETFを組み入れ検討中です。
(3)新興国の成長をプラスしてみませんか?
インド株のファンドを買ってます。
いや、割高なのは分かっているですけど、中国の比率を落としたくてつい・・・。
(4)分散投資の一環として株式のインデックス型投資信託以外のものも・・・
前述(2)の回答に同じ。
(5)インフレに備えてリート
前述(2)の回答に同じ。
まあ、インフレ対策で持っているわけではありませんが。
(6)金利の高い外貨預金はいかが。
長期米国債は割安だと思うので、12月に定期預金が満期になったら、そのお金で買う予定
(7)保険がセットになった商品が・・・
長期米国債を買うにあたって実は一番良さそうな商品が、保険会社の一時払い外貨建て保険なんですよね。
最低購入金額に届かないので断念しました。
(8)運用しながら取り崩していくために毎月分配金が出る投資信託・・・
毎月分配金は要はないかな。特に使い道がないんですよね。
投稿: AKI | 2023年12月 3日 (日) 08時42分
(1)コア・サテライト戦略
コア→ BND VCLT VYD サテライト→ VTIP VDE
(2)別のタイプの投資信託を組み合わせる値動きが安定・・・
確定拠出年金受給(年2回受給)外債85% 外株15%
(3)新興国の成長をプラスしてみませんか?
妻が インド株式(1678)持っています。
(4)分散投資の一環として株式のインデックス型投資信託以外も
仮想通貨やってます。アセアロの5%以内
(5)インフレに備えてリート
妻が リート(1343)持っています。
(6)金利の高い外貨預金はいかが。
米ドルETF投資やっています。
(7)保険がセットになった商品が・・
終身死亡保険(葬式代)、がん保険掛け捨て で充分です。
(8)運用しながら取り崩していく毎月分配金が出る投資信託・・・
BND VCLT 毎月配分出ます。必要な時は円転します。
投稿: オークX32 | 2023年12月 3日 (日) 09時55分
みなさまコメントありがとうございます。
みなさまには、この手のセールストークは、あまり効きそうもありませんね(笑)。
投稿: NightWalker | 2023年12月 4日 (月) 03時38分