« 2024年の投資家のキーワードとは? 晋遊舎さん最新ムック本、「株大全2024 (100%ムックシリーズ)」のご紹介 | トップページ | 楽天プラスシリーズに、ローコストインデックスファンドが2本追加。「投信残高ポイントプログラム」の対象に! »

2023年12月 5日 (火)

暴落して「やれうれしや」と思ってオルカン買い増そうと思ったら、NISAのワクをすでに使い果たしていた。

今回は、いただいたご質問について、ちょっと考えてみるエントリー。質問はこちら↓

新NISA枠が限度まで埋まっている時に、リスク資産比率が低下してリバランスが必要になったら、課税口座枠でリスク資産を購入するほかないですかね?

暴落して「やれうれしや」と思ってオルカン買い増そうと思ったら、NISAのワクをすでに使い果たしていた。

年初に、新NISAのワクをぱーっと使ってしまうと言う選択をする人はけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか。成長投資枠は一気に240万円使えますし、つみたて投資枠は、毎月100円×12ヶ月+1月をボーナス月にして199万8800円どーん、みたいな過激なやり方もあるのかもしれません(できるのかは未確認)。

「最初の月にほとんど非課税投資枠を使い果たしていて、年の途中で暴落が起きてリバランスがしたくなったときどうするのか?」が今回のお題です。ここでの買い増し分は結果として安く仕込める可能性があり、非課税口座の使い甲斐が出てくる場面です。できれば非課税口座でリバランスマネーを投入したいですよね。

この問題について、ぱっと思いつく解は、3つあります。

(1)あきらめて課税口座で買い増す。

(2)年に1度のリバランス月を非課税枠が復活する1月にでも設定しておいて、じっと時を待つ。

(3)成長投資枠の利用を12月末にして、緊急追加投資枠として残しておく。

ちょっと考察。

長期投資の原則「少しでも早く」を守りたい派の人は(1)ですかね。あと、運用資産が生涯投資枠を超えちゃう規模の人は、どのみち課税口座にあふれちゃう資産があるので潔く(1)。

淡々と資産運用をするタイプの人は、(2)。

非課税枠の利用をあせってない人は(3)。これ、「もし非課税投資枠を使い果たしていたら」というお題の前提が崩れちゃってますけど、資産運用に残された期間が充分にある世代の方は考えても良い選択しかもしれません。制度は恒久化され非課税期間も無期限なわけで。

私は、(1)と(2)の併用の予定です。私の場合、新NISAは、新規資金の投入先というより、特定口座の資産の置き換えが主体。ちなみに、つみたて投資枠も無理に1月に使い切るみたいなことはしない予定です。

この問題、ほかに考えられる方法をお持ちの方は、コメントへどうぞ〜。

|
follow us in feedly にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« 2024年の投資家のキーワードとは? 晋遊舎さん最新ムック本、「株大全2024 (100%ムックシリーズ)」のご紹介 | トップページ | 楽天プラスシリーズに、ローコストインデックスファンドが2本追加。「投信残高ポイントプログラム」の対象に! »

コメント

新NISAが発表されてから、いろいろ悩みました。
結果、私も、(1)と(2)の併用をすることとしました。
具体的には、各年初に、現在特定口座にあるオルカンを300万円分売却と新NISAでの300万円分の購入を同日決済するつもりです。並行して、クレカ積み立てて5万円/月で埋めるつもりです。
現状、特定口座の投資信託の運用利回りは13%/年程度で大変いい状態なので、特定口座のオルカンを売却しない方法も選択肢としてありましたが、FIREしているので過度なリスクを取らず無リスク資産率をMAX60%程度に抑えようと思った次第です。

投稿: インデックス素人 | 2023年12月 5日 (火) 01時40分

「リバランス」という観点で言うならば、私は(1)です。
(シンプルに無リスク資産売却⇒リスク資産買付)
ただ、年末だったら年明けまで待っちゃうかもしれません(笑)

投稿: 猫のジュウザ | 2023年12月 5日 (火) 07時40分

今回のお題は全く頭の中になく、頭の体操になりました。興味があるのは、(3)。

インデックス投資家の先輩には怒られそうだけど、成長枠の一部は「やんちゃ枠」として実験的な投資をするためにとっておきたいと思っています。

もし、Nightwalkerさん案に追加するとすれば、家族の枠(例えば夫)と自分の枠とで戦略を変えるとか、iDeCo枠も含めてオルカンまみれを楽しむとか、そういうったことになるのかなと思っています。

投稿: にこいち | 2023年12月 5日 (火) 08時03分

問答無用に「あきらめて」ではなく「喜んで」課税口座で買い増す、でしょう。
暴落というならば最低3割の下落が前提。
2020年3月にコロナ暴落が起きた時、「非課税枠がもうないから買うのやめよ」とした人は千載一遇のチャンスを逃しました。
暴落が来た時に課税非課税を気にする人はチャンスを掴めません。
阿呆になって買いまくる、が正解。

投稿: | 2023年12月 5日 (火) 11時25分

みなさまコメントありがとうございます
>インデックス素人様
リスクファーストで考えるのは大原則ですよね。

>猫のジュウザ 様
>年末だったら年明けまで待っちゃう
うまい具合に12月だといいんですけど(笑)。

>にこいち 様
(3)は、ありだと思ってます。

>?様
コロナショックはたしかにそうでした。私も特定口座で買い増すに至りました。自身の投資手法が最優先。その時非課税枠が使えるなら使う、が基本ですね。

投稿: NightWalker | 2023年12月 6日 (水) 01時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2024年の投資家のキーワードとは? 晋遊舎さん最新ムック本、「株大全2024 (100%ムックシリーズ)」のご紹介 | トップページ | 楽天プラスシリーズに、ローコストインデックスファンドが2本追加。「投信残高ポイントプログラム」の対象に! »

 
 
Copyright © 2005 - 2024 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.