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2023年11月 5日 (日)

GPIF 2023年度第2四半期運用状況を見ながらあれこれ考える。

 GPIFさん。

GPIF 2023年度第2四半期運用状況

本四半期は、マイナス。年度では今のところプラスです。トータルで見るより、資産クラス別に見た方が味わい深いのでご覧下さい↓

202311051

内外債券がマイナス。外国株式はマイナスですが,まあ、イーブン。びっくりなのは、国内株式がプラス。ちなみに年度で見ると、国内債券以外はプラスです。最近、弱気相場が続いてる感じがしてますが、実態はこんな状態です。

GPIFのお手本とすべきところとそうではないところ

今年度の運用状況は、GPIF運用の良いところ(お手本とすべきところ)と苦手なところが、如実に表れた年度かもしれません。

GPIFの良いところは、もちろん、分散。良くも悪しくもインデックス運用であることです。今年度4〜9月の実績をベンチマークと比較すると、ほぼほぼ同じなのがわかります。

資産クラス   ベンチマーク    実績  
国内債券 -2.57% -2.39%
外国債券 6.76% 7.22%
国内株式 17.25% 17.22%
外国株式 15.17% 15.31%

GPIFはESGなどのアクティブへの投資もしてますが、立場上致し方ないと言った位置付けと私は理解しています。誤解を恐れず言えば、つまり本気ではないw

GPIFの悪いところは、これまた良くも悪しくも超長期投資であることです。年金運用は人間の寿命を超える運用を前提としています。たとえば、国内債券。現時点では、期待リターンがマイナスであり、投資価値はありません。それでも、言い訳をするなら、

(1)超長期的にはプラス。なので、超長期を標榜する年金運用としては、投資する。

(2)中長期的にはマイナス局面。有限の人生を生きる個人は、今、投資すべきではないかも。

と言う整理です。

後者の考え方には「ではいつになったら国内債券に投資して良いの?」と言う疑問がつきまとうわけですが、少なくとも今は、GPIFをマネすべきではない数少ない点、と私は考えております。

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コメント

こんにちは
>少なくとも今は、GPIFをマネすべきではない数少ない点、と私は考えております。
これはショック!私実はGPIFと同じような運用をしている「ニッセイ・インデックスバランスファンド 4資産均等型」をポートフォリオの旗艦しています。
でもまあ今の状況からするとそういう結論になりますね。
国内債がこれからも毀損する可能性がたかいですもの。
でもまあ私はめんどくさがりやなのでオートモードのこのファンドをつみたて続けますが…

投稿: | 2023年11月 5日 (日) 09時28分

>?様
コメントありがとうございます。
現時点では、リスク分散先としては、個人向け国債変動10年の方がリーズナブルと考えます。

ただしこの戦略も永久不滅というわけではなく、金利が上がれば、国内債券と分散する伝統的手法が復権するはずです。おそらく、その時には、変動10年の商品設計(利回り、発行金額など)に変更があって、「歴史的使命が終わった」なんて文言がメディアに踊るのではないかと、予想しておきますね(笑)。

でも、
>オートモード
これはまさにその通りです。

投稿: NightWalker | 2023年11月 5日 (日) 10時02分

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