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2023年11月16日 (木)

「50歳、貯金ゼロ」でも大丈夫か?

プレジデントオンライン、大江英樹さん。「2023年上半期(1月~6月)にプレジデントオンラインで配信した人気記事から」の一本でした。

「50歳、貯金ゼロ」でも大丈夫か?

大江さんの結論は、「50歳、貯金ゼロ」でも大丈夫。その理由を整理しますと、

(1)50代になると収支が改善して貯金しやすくなる。
(2)退職金もある。
(3)長く働けばいい(60歳以降も働ける環境ができつつある)
(4)年金もある。
(5)50歳から資産形成をはじめるのも遅くない

個人的には(4)が最も重要と考えます。死ぬまでもらえ遺族年金含めれば死んでからももらえます。大江さんの記事で「ここが重要かな」と思うのが、

"ここで出ている数字はいずれも平均値に過ぎませんから、実際にはその人の生活ぶりや働き方によって変わります。一様に決めつけることはできません。"

「ひとそれぞれ」ってやつですね。資産形成は平均の強さを活かすインデックス投資をオススメしちゃいますけど、人生の方は平均ではありません。リタイアプランの大鉄則が「自分ごと」です。平均じゃない選択をした私としてはそこは協調したい(笑)。

「50歳、貯金ゼロ」でも大丈夫かを考えてみる。

(1)〜(5)は、非常に良いチェックポイント。ネガティブなケースをいくつか。

(1)50歳以降も収支が改善しない。

子供がいないとか住宅ローンを組んでいないと言う人は、減る要素が少ないです。あといくつになっても金遣いの荒い消費意欲の衰えない人w

(2)退職金がない、あるいは少ない

終身雇用が崩壊しつつある今、この問題は大きい。「資産形成」+「長く働く」でリカバーするしかない。

(3)働きたいけど長く働けない、働きたくない。

後者は私か(笑)。

(4)年金が少ない。

現役時代の稼ぎもさることながら、今後、インフレでマクロ経済スライドが加速して実質受給額が急減する可能性もあります。「資産形成」+「長く働く(=年金受給の繰り下げ)」でリカバーするしかない。

(5)資産形成のやり方がわからない。リスク許容度もわからない。

資産形成のやり方がわからない方は拙著をぜひ♪ リスク許容度がわからない方は、FPさんに(場合によってはセカンドオピニオンも必要)個別相談でしょうかね。

私も、どうにかなると思う派です。ですが、やはり考えないとだめではあります。ちなみに私は(1)○(2)◎(早期割増です)(3)×(働くの辞めました)(4)△→○(繰り下げ受給)(5)◎(ギリ30代スタート)でした。

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コメント

なるほど~もありつつ、最後は
>「ひとそれぞれ」ってやつですね
になるなぁ~と感じました。
自分の場合は
(1)×(早期退職して収入0)
(2)◎(本音は〇ですがNightwalkersさん基準で?)
(3)××(50歳で引退)
(4)△(現役時代はそれなりですが…70歳まで繰下げでカバーして〇へ?)
(5)◎(アラサー前から取組)
ってとこです。

投稿: 猫のジュウザ | 2023年11月16日 (木) 06時26分

>猫のジュウザ 様
コメントありがとうございます。
早期リタイア組は、各項目の評点がばらけますよね。人生いろいろです。

投稿: NightWalker | 2023年11月16日 (木) 08時16分

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