« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/10 | トップページ | 早期リタイアとは「現代社会だからこそ可能な多様性」 »

2023年11月18日 (土)

米国株式インデックスファンドの比較 2023/10

今月の米国株式インデックスファンドの比較です。今月から比較の方針を変更しました。

(1)S&P500 のみ比較。
 信託報酬率が最低水準かつ純資産総額が一定額(当初は100億円)以上※
 ※比較条件は随時見直します。

(2)わらわら出てきたローカルな米国株式指数のファンドは十把一絡げで比較
 ファンドの優劣ではなく、指数の特性を見るのが主眼。

S&P500

<S&P500連動 比較対象:「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額100億円以上」> 

<S&P500連動 比較対象外> 

その他の指数

<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>

<Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数>

<MSCI USA インベスタブル・マーケット指数 連動>

<Solactive GBS United States 500 インデックス連動>

2023/10の比較 S&P500連動

冒頭に書いたように「信託報酬率0.1%未満」かつ「純資産総額100億円以上」のファンドのみの比較とします。比較条件は随時見直しますね。

スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓

2023/10 Slim S&P500 SBI S&P500 iShares My SMT
1ヶ月 -3.06% ★-3.02% -3.04% -3.06%
3ヶ月 -3.25% -3.21% ★-3.19% -3.23%
6ヶ月 ★13.06% 13.03% 13.03% 12.93%
1年 9.20% 9.23% ★9.25% 8.96%
3年 ★87.00% 86.44% 84.86% -
5年 ★119.72% - 115.62% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.09372%以内 0.0938%程度 0.0938%程度 0.0968%
純資産総額(百万円) 2,612,160 1,091,574 25,141 10,680
参考:前月純資産総額(百万円) 2,608,477 1,099,124 24,745 9,993
純資産総額前月差分 3,683 -7,550 396 687

--------------

★は同一指数内で一番高いもの

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

米国株式指数の比較

今月から、ご参考として、わらわらと登場した米国株式指数連動ファンドのパフォーマンスの比較をしてみることにしました。ファンドの優劣ではなく、指数の特性を見るのが目的です。S&P500は、代表してSlim S&P500、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、信託報酬は高めですが運用期間の長い楽天VTIを比較します。

2023/10 Slim S&P500 楽天VTI PayPay米国株式 Slim全米株式 S⽶国株式500
1ヶ月 ★-3.06% -3.60% -3.14% -3.60% -
3ヶ月 -3.25% -4.05% ★-3.17% - -
6ヶ月 13.06% 12.56% ★13.20% - -
1年 ★9.20% 7.52% - - -
3年 ★87.00% 79.85% - - -
5年 ★119.72% 110.74% - - -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.09372%以内 0.162%程度 0.0715% 0.09372%以内 0.05775%
純資産総額(百万円) 2612160 1074261 573 5620 -
参考:前月純資産総額(百万円) 2608477 1092316 558 4310 -
純資産総額前月差分 3683 -18055 15 1310 -

雑感

まずは、S&P500連動。本家米国発のブラックロックの運用力なのか。信託報酬率を引き下げてからのiSharesが好調です。こうなるとマネックス専用のつみたてS&P500も期待しちゃいますね。Slimは昔から安かったので、いまのところ長期ではその分有利ですが、今後は苦戦するかも? 純資産総額は、eMAXIS Slim S&P500が最強、2位にSBIV S&P500が続きます。

わらわらと登場した米国株式の指数比較の方は、、、まだ期間が短くなんとも言えません。S&P500に比べて分散が大きい指数は、その分リスクが下がりリターンも下がるということになるんじゃないかと予想します。有名指数S&P500に乗っかるか、より広く分散か。趣味の問題かもしれません。

米国株関連で注視している、米国株式(S&P500)   年次リターンの平均回帰現象は以下の通りです。

Slim S&P500 オールカントリー
9.20% 10.66%

今月は、オルカンの勝ち。

<ご参考>

20230828nwbook

|
follow us in feedly にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ

« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/10 | トップページ | 早期リタイアとは「現代社会だからこそ可能な多様性」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/10 | トップページ | 早期リタイアとは「現代社会だからこそ可能な多様性」 »

 
 
Copyright © 2005 - 2024 NightWalker's Investment Blog All Rights Reserved.