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2023年10月15日 (日)

ニッセイ外国株式インデックスが人気の理由

finaseeさん。

ニッセイ外国株式インデックスが人気の理由

記事では「ニッセイ外国株式インデックスが人気の理由」を解説。次の2点を挙げています。

(1)ファンド設定時期が主要な先進国株式の中では早かった。

ファンド名 純資産総額※ 設定日
 ニッセイ外国株式インデックスファンド 5500億円 2013年12月10日
 eMAXIS Slim先進国株式インデックス 5262億円 2017年2月27日
 たわらノーロード先進国株式 3723億円 2015年12月18日
 SMTグローバル株式インデックス・オープン   1748億円 2008年1月9日

※2023/10/5付け

(2)コストを段階的に下げてきた。

変更 年月 信託報酬率
設定日 2013/12 0.40950%
1回目 2015/11 0.25920%
2回目 2016/11 0.21600%
3回目 2017/11 0.20412%
4回目 2018/8 0.11772%
5回目 2019/6 0.10989%
6回目 2020/2 0.10230%
7回目 2023/6 0.09889%

少々出遅れたはずのSlim先進国株式の純資産総額が積み上がっていますから、やはり、(2)の方でしょうね。インデックスファンドはコストが命です。

雑談

新興国に投資したくないという方にとって、先進国株式はベーシックかつ最有力の資産クラスです。たとえば、新興国に対して不信感を持っている、ことに民主主義国家にしか投資したくない等々。

今後の私は、先進国株式クラスのファンドを買うことはないでしょう。「下手に選別しないで全世界株式市場のコピーを買う」に徹します。ですが、もしどれを買うかと問われれば、ニッセイ外国株式インデックスが一推しです。

その理由は、純資産総額と競合他社ファンドとの見合いで信託報酬率を下げて行く過程で、じっとガマンの子、新しいファンドを立ち上げたりはしなかったその姿勢を評価するからです。投信ブロガーが選ぶFoyで上位に選ばれるのも、それが理由だと思います。

それにしても、上記の比較表にも出てくる「SMTグローバル株式インデックスファンド」や出てこないけどSlimじゃない「eMAXIS先進国株式」。これらのファンドが信託報酬率を下げる道を選んでいれば、先行者優位で今とはまったく違う風景が見えたんだろうなあ。いやいや、今や一番人気はその当時の日本ではメジャーじゃなかった、S&P500やオールカントリーですからそれも違うのか、、、などと考える今日この頃です。

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