2023年11⽉13⽇(予定) <購⼊・換⾦⼿数料なし>ニッセイ・S⽶国株式500インデックスファンド 登場!
ニッセイさんから、お知らせです。2024年の新NISA開始に向けたファンド合戦もいよいよ大詰め。ニッセイさんもついに参戦の巻です。
<購⼊・換⾦⼿数料なし>シリーズに、⽶国株式インデックスファンドがついに登場!
ニッセイさんが、ローコストの米国株式インデックスファンドを設定します。
- ファンド名:<購⼊・換⾦⼿数料なし>ニッセイ・S⽶国株式500インデックスファンド
- 設定日:2023年11⽉13⽇(予定)
- 連動指数:Solactive GBS United States 500 インデックス(配当込み、円換算ベース)
- 信託報酬率:年0.05775%(税込)
- SBI証券※、マネックス証券、楽天証券、SBI新⽣銀⾏(委託委託⾦融商品取引業者:SBI証券※、またはマネックス証券)
※取扱いは2023年11⽉14⽇(⽕)から
追記しましたが、最初からSBI証券、マネックス証券、楽天証券での取り扱いが決まっているのも準備万端という感じでポイント高いですね!
Solactive GBS United States 500 インデックスとは、⽶国市場に上場している時価総額上位500銘柄で構成されている、Solactive社(2007年設⽴のドイツの指数プロバイダー)提供の株価指数だそうです。
「指数のライセンス利⽤料を抑えることなどにより低コストを追求」とあります。米国本国のインデックスファンドに比べれば、はるかに小さい日本のインデックスファンド市場。S&P500やMSCIといったメジャーどころだと価格交渉もむずかしかったと推測いたします。
米国株式インデックスファンドにも信託報酬率0.05775%(税込)の波が来る?
注目すべきは、信託報酬率0.05775%(税込)。オルカンやトレカン、ノムカンを通じて米国を買った方が安い、と言う状況に一石を投じたというか、対抗してみたというか、そういう一打とも受け止められます。
日本の米国株式インデックスファンドは、大きく「S&P500」と「それ以外の指数」に分かれ、構造は「自前のマザー」と「海外ETF組み込み型」に分かれます。ローコストを追求しようとすると「それ以外の指数」かつ「自前のマザー」という選択肢しかないでしょう。ここに来て、米国株式インデックスファンドの連動指数がいろいろ増えてきたのは、その辺の事情があるのかも。
今後、個人的に気になるのは、次の2点。
- <購⼊・換⾦⼿数料なし>シリーズに全世界株式は登場するのか?
- 他社は、信託報酬率0.05775%(税込)に対抗してくるのか?
後者は、S&P500連動ファンドへ波及するというのではなく、それ以外の米国株式指数連動ファンドの方かもしれません。たとえば、「eMAXIS Slim全米株式(信託報酬率:年0.09372%(税込)」とか。
以上、ニッセイさん、グッジョブのニュースでした。
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コメント
ついに来ましたね、ニッセイ。
指数がS&P500じゃないってことは、つみたて枠の対象外なんですかね?
投稿: 佐藤C作 | 2023年10月19日 (木) 05時55分
>佐藤C作様
コメントありがとうございます。
つみたて枠の対象になるんじゃないかと予想しておきます。
投稿: NightWalker | 2023年10月19日 (木) 09時26分
私はニッセイ世界株式GDPを積立てています。先日、ニッセイさんへ他社対抗で信託報酬0.05775%(税込)に上記商品を値下げをするか聞いたところ、する予定はないと返事がきました。ニッセイさんの最近の商品を見ても、王道のアセットではemaxisslimに勝てないので、儲かる米国商品の新設にシフトしたのだと思います。会社の経営者方針かもしれませんが、この対応は残念でした。
投稿: ポッケ | 2023年10月22日 (日) 14時10分
> ポッケ 様
コメントありがとうございます。
ニュースリリースにもありますように指数のライセンスフィーの影響が大きいことが一因と思われます。
投稿: NightWalker | 2023年10月24日 (火) 01時26分