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2023年10月 9日 (月)

インデックス運用のキモはやっぱりコスト

日経、投信コラム、QUICK資産運用研究所 望月瑞希さんのインタビュー記事です。

はじめに

”三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信)の「eMAXIS Slim」は、業界最低水準の運用コストをめざし続けるインデックス型(指数連動型)のファンドシリーズ。国内最大規模に成長した同シリーズを陰で支える人たちがどんな思いで運用しているのか、同社のインデックス運用部で株式グループのチーフファンドマネジャーを務める村松祐介氏に話を聞いた。”

今や5兆円超のSlimシリーズ。株式のチーフファンドマネジャーさんが、質問に答えてくれます。興味深かった回答をピックアップしてみますと。

  • こだわっているのは運用コストで他社に負けないことに尽きる。
  • 1ベーシス(0.01%)で、純資産総額(残高)2兆円のファンドの収益には2億円もの差が出る。
  • (信託報酬が低くなったので)運用での技量の差異が表面化しやすくなった。
  • 運用チームにクオンツ分析に詳しいメンバーも参加、『レンディング』を積極的に取り入れるなどでパフォーマンス向上に貢献
  • 個人的には、当社のインデックスファンド全体の残高(約20兆円)を5年後に50兆円に増やすことが目標

最後のは、まじで実現するんじゃないでしょうかね。

雑談

インデックスファンドのコストや運用に対して、中の人がここまで踏み込んで回答してくれるようになったんだなあ、こんな マニアックな内容をインタビューしてくれる時代になったんだなあ、と古参のインデックス投資家としてはちょっとうれしい記事でした。

インタビューでひしひしと感じたのは、

 やっぱりインデックスファンドはコストが命

ということ。運用現場のみなさんの頑張り、運用会社の短期的な利益とは相反するであろうコスト低減に辛抱して下さる経営陣に感謝申し上げる次第です。当ブログとしては、インデックス投資の魅力を伝え続けることで微力ながら我が国のインデックスファンド市場拡大に貢献する所存であります。

そんな三菱UFJ国際投信さんにひとつだけ注文があります。

超ローコストのSlimシリーズは、5兆円。同社のインデックスファンドは全部で20兆円とのことですから、残り15兆円。この(超ローコストではない)15兆円分の受益者にもコスト低減の恩恵を!そんなことをいつものごとくささやかに願ってみたりする今日この頃です。

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コメント

運用コスト低下等の競争が激化することは消費者にとって良いことです。
しかし繰上償還リスクが高まる可能性があります。

投資する際は純資産総額を考慮すべきかもしれません。
(純資産総額が大きいほど繰上償還リスクは小さいと思われる。)

投稿: tama | 2023年10月 9日 (月) 07時39分

ほんとの事は知りませんが 三菱自体はあくまで総監督の立場で下請けさんに任せてるのでは?
 名前の出ない出せない個人、組織あるんでしょうね  投資家、投資とは縁の無さそうな事情は淀んだ空気で霞んでます

投稿: k | 2023年10月 9日 (月) 11時07分

みなさまコメントありがとうございます。
>tama 様
はい、純資産総額は重要です。

>k 様
>三菱自体はあくまで総監督の立場で下請けさんに任せてるのでは?
そんな話はファンミーティングなどでも聞いたことありません。

投稿: NightWalker | 2023年10月10日 (火) 18時33分

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