フラグっぽい言説に出会ってしまったときには?
東証マネ部さん。提供元は、野村證券(FINTOS!編集部)さんです。
はじめに
さすが野村證券さん。目の付け所が、株屋の鑑です。
伝統的な言い方で言うところの「靴磨きの少年」いまどきの言い方で言うと、なにやらフラグっぽいタイトルですよね。
・・・うーん、まだ、大相場を予想する段階ではないような。つい先日のコロナ・リバウンドも図に入れて欲しかったなあ。コロナショックの底を起点にしたら、短期的には、けっこう大きな相場だったわけですし(2020年3月の安値が16,552.83円、1年後の2021年3月の高値が30,216.75円で、1.8倍超)。
フラグっぽい言説に出会ってしまったときには?
こういうフラグっぽい言説に出会ったとき、それにまんまと乗っかるのはいけないですが、フラグが立ったから株を売ってしまおうと判断するのも同じくらいいけないです。フラグだったのか錯覚だったのかは、後にならないとわかりません。
長期投資家がどうするべきか?と言われれば、「数値で見る」です。主たるチェックポイントはふたつ。
(1)現在の株価は、標準偏差(だいたい20%程度)と比較してどの程度か?
TOPIXの直近8月末の年次リターンは、22%。ざっくり1シグマで、よくある状態。
(2)自分のリスク資産比率が大きく(小さく)なりすぎていないか?
そして、リスクを取り過ぎていたら調整する。これに尽きます。
以上、フラグの議論は居酒屋レベルにしておいて、実際のアクションは冷静に、と言ういつものお話でした。
« 【2023年9月4日更新】ご書評ありがとうございます!新NISA対応! ラクにお金を増やせる最強のインデックス投資 | トップページ | 【コンプリート】Zuu onlineさんによる、拙著の紹介記事のご紹介。 »
コメント