セゾン投信株式会社創業者の中野さんが、年内に「なかのアセットマネジメント」設立
はじめに
中野さんが辞めるに至った背景から、新たに設立する「なかのアセットマネジメント」についてまで、ズバリ聞いてみたインタビュー。
”自分が育てた会社を取り上げられてしまった。
激励や次への期待の声を多く頂いた。(中略) その声に応えていきたいと割と早く決断した。
全てリセットして新しい会社を作る。価値観、理念を100%共有できる仲間だけで、組織を作り直したかった。
金融業界が消費者と価値観を共有するために汗をかき続けなければならない。”
さすが、中野さん、熱い。まあ、「取り上げられてしまった」というのは、ちょっとどうかな、とは思います。気持ちはわかりますが、会社とは私物ではありませんからね。自分が作った仕事を奪われるなんて、小さいレベルだと多くの会社員が経験していること。そんなもんです。
とは言え、親会社には、退任の「花道」をちゃんと作って欲しかったなと言う気はします。
さて、そんなこんなで新設される「なかのアセットマネジメント」。どういう会社かというと、
アクティブ運用の会社
だそうです。「日本株と海外株のアクティブファンドを1本ずつでスタートする予定」とのこと。
読者が感じているであろう今さら感を先取りするかのように、記事では、鋭い質問が投げかけられます。
――長期的にアクティブ運用がインデックス運用に勝つのは大変ではないか。
――そういっても、これまで評判の良かったアクティブファンドでも、近年成績が悪いところもある。理念は立派だが長期にわたる実現は大変では。
――新しい会社のファンドでコストを抑えるのは大変ではないか。
とまあ、「大変」の3連発。聞きづらい質問をズバズバ。その答えは、、、、記事をお読み下さいませ。
雑談
率直に感想を述べると、熱意は充満している(中野さんは一生充満しまくるはずw)が、具体的方策としての新しい風はない。そんな印象です。
オルカン一本で静かに余生の運用をしようか、という私には、もはや縁がないかな…。
個人的には、ファンド運用の会社じゃなくて、資産運用の助言等々ファンドを選ぶ側の仕事をして欲しかったなあ。つまり、ファンド運用者の上の、より顧客に近い立ち位置で、仕事をする。結果、自分を捨てた運用会社に一矢報いる、そんなストーリー。であれば、私も少しは応援しやすかったかもしれません。
とは言え、新しい投信会社を立ち上げるのが大変なことはわかりきったこと。私ごときが外野からつぶやく話ではありません。それにあえて立ち向かう、今後の中野さんのご活躍に期待しています。
コメント
最新情報ありがとうございます。
私はセゾン投信から投資の世界に入ったので、中野さんの動向には関心を持っています。保有資産の中で一番含み益を有しているのは未だにセゾンバンガードグローバルバランスファンドなので、新ファンドの詳細がわかるまでは様子見の予定です。
なかなかに厳しい環境での立ち上げになると思いますが、セゾン投信から中野さんのファンがどのくらい移るかも見ものですね。投資家として冷静な判断をしようと思います。
投稿: わたりどり | 2023年9月14日 (木) 03時03分
>わたりどり 様
コメントありがとうございます。
少なくとも、セゾンバンガードグローバルバランスファンドの代替商品ではないでしょうね。
投稿: NightWalker | 2023年9月15日 (金) 02時20分