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2023年9月19日 (火)

米国株式インデックスファンドの比較 2023/8

今月の米国株式インデックスファンドの比較です。

比較対象

<S&P500連動> 

<CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動>

ご参考

<Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数>

<MSCI USA インベスタブル・マーケット指数 連動>

 

2023/8の比較 S&P500連動

スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓

2023/08 Slim S&P500 SBI S&P500 iShares My SMT たわら
1ヶ月 2.33% 2.33% ★2.40% 2.34% 2.35%
3ヶ月 ★12.67% 12.59% 12.65% 12.56% 12.69%
6ヶ月 22.41% 22.27% ★22.42% 22.22% -
1年 ★21.13% 21.00% 21.12% 20.87% -
3年 ★85.64% 84.93% 83.37% - -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.0937% 0.0938%程度 0.0938% 0.0968% 0.09372%
純資産総額(百万円) 2,593,860 1,100,728 24,240 9,275 1,368
参考:前月純資産総額(百万円) 2,461,027 1,050,182 22,814 8,172 820
純資産総額前月差分 132,833 50,546 1,426 1,103 548

(表続き↓)

2023/08 はじめてのNISA iFree Smart-i
1ヶ月 2.22% 2.33% 2.29%
3ヶ月 - 12.64% 12.56%
6ヶ月 - 22.35% 22.22%
1年 - 20.99% 20.63%
3年 - 84.79% 82.63%
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.09372% 0.2475% 0.2420%
純資産総額(百万円) 620 119,649 8,876
参考:前月純資産総額(百万円) 515 113,511 8,374
純資産総額前月差分 105 6,138 502

2023/8の比較 CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動

2023/08 楽天VTI SBI VTI
1ヶ月 2.08% ★2.10%
3ヶ月 ★12.80% 12.78%
6ヶ月 ★20.80% 20.75%
1年 ★19.78% 19.74%
3年 ★81.07% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.162%程度 0.0938%程度
純資産総額(百万円) 1,098,803 183,979
参考:前月純資産総額(百万円) 1,019,354 169,430
純資産総額前月差分 79,449 14,549

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★は同一指数内で一番高いもの

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

雑感

今月から、比較対象外ですが、ご参考で「PayPay投信 米国株式インデックス(PayPay投信)」と新設された「eMAXIS Slim 全米株式(三菱UFJ国際投信)」のリンクを貼りました。

S&P500は、iSharesが、がんばっています。信託報酬率低減の効果が出てきた模様。全世界株式は、オルカン一択といっていい状態が続いてますけど、こっちは、Slimにこだわる必要はないのかも。

ただ、全世界株式の信託報酬率が0.0575%と激安になってしまったため、米国株式ファンド見てても元気出ません。オルカンを通して米国株を買った方が安いわけで。この辺の矛盾を運用会社さんたちが、どう解決するのか?

CRSP USトータル・マーケット・インデックス連動の方は、楽天VTが踏ん張ってます。SBI・V、信託報酬率が低いんだからがんばって、という感じです。

この比較、来月以降、規模の小さいファンド、信託報酬率コンペに参加する気のないファンドは整理しちゃおうかな、とか考えてます。表が横長になっちゃいましたからね。

純資産総額は、eMAXIS Slim S&P500が最強、第二集団は楽天VTIとSBIV S&P500が続き、この3本で米国株式インデックスファンド市場をほぼ占拠(全体の93%)しています。

米国株関連で注視している、米国株式   年次リターンの平均回帰現象は以下の通りです。

Slim S&P500 オールカントリー
21.13% 19.84%

今月は、米国の勝ち。

<ご参考>

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コメント

NightWalkerさんに、2点質問があります。不躾な質問で申し訳ございませんが、ご存じだったら教えてください。

第1点目は、投資信託で毎日支払っている信託報酬の中で、販売会社分について疑問に思っています。
この役務は、「交付運用報告書等各種書類の送付、顧客口座の管理、購入後の情報提供等」と記載されていますけど、これって本当に販売後も委託会社の役務と同等の対価で良いのかと疑問に思います。
この疑問の発端は、最近の楽天証券とSBI証券の株式売買手数料の無料化と、SBI証券の販売会社手数料相当分の保有ポイント還元制度です。
上記2点から、販売会社分はゼロでもいいんじゃないかと考える次第です。昔からの既得権なんですかねぇ。

第2点目は、NISA口座はどうして証券会社を移管できないのでしょうと疑問に思います。
NISA口座内の投資信託の移管が可能なら、今の制度なら、積立時は楽天証券、積立終了時にNISA口座をSBI証券に移管して、積立時、ホールド時、それぞれのポイント最大化を狙えると思うのですけどね。また、取り崩し時は、楽天証券に再度戻し、あの使いやすい取り崩し方法を利用したいです。
こちらの方は、株式と投資信託両方について移管できませんので、非課税口座の管理システム上の問題かなあと思いますけど、そうならば近い将来的には、今の特定口座と一般口座の株の移管同様、証券会社の変更が可能になるかなあと思っています。

長いインデックス投資歴をお持ちで、金融庁主催のミーティングにも出席されていて、情報をお持ちかと思い、質問させていただく次第です。よろしくお願いします。

投稿: インデックス投資素人 | 2023年9月19日 (火) 01時52分

>インデックス投資素人 様
コメントありがとうございます。

1点目は、投信の商売は、そういうビジネスモデルだから。SBI証券や楽天証券は、そのビジネスモデルを変えてシェアを取りに来たと言うことと思われます。

2点目は、不明です。技術的な問題もあるんだろうなとは推測します。
販売会社間の競争は続きサービスの内容もどんどん変わります。証券会社をとっかえひっかえするのは、結局、徒労に終わる というのが個人的な経験則です。

投稿: NightWalker | 2023年9月19日 (火) 02時42分

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