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2023年9月18日 (月)

全世界株式型インデックスファンドの比較 2023/8

今月の全世界時価総額分散型インデックスファンドのパフォーマンスと時価総額の比較です 。

比較対象

<MSCI ACWI 連動> 

<FTSE Global All Cap 連動>

この比較シリーズでは、コストやベンチマーク乖離ではなく、同じ指数に連動するインデックスファンド同士のリターンの比較に主眼を置いています。運用力、見えにくいコスト含めて、パフォーマンスに現れるからです。現在は年次リターンに着眼していますが、より長期リターンの比較にシフトする予定です。

  • リターンは月末基準価額から、私が単純計算。
  • コストと純資産総額は,当該月の月報または該当情報から転写。

2023/8の比較 MSCI ACWI連動

スマホで見る時は必要に応じ横画面にしてくださいませ↓

2023/08 オルカン トレカン ノムカン たわら全世界 SS全世界 Smart-i
1ヶ月 1.290% 1.300% 1.292% 1.27% 1.26% ★1.303%
3ヶ月 10.85% ★10.89% - 10.83% 10.76% 10.86%
6ヶ月 18.288% - - 18.25% 18.08% ★18.289%
1年 ★19.84% - - 19.80% 19.42% 19.73%
3年 ★71.21% - - 70.75% 69.58% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.1133% 9/8から0.05775% 0.05775% 0.05775% 0.1133% 0.5280% 0.1144%
純資産総額(百万円) 1,424,214 1,573 557 8,681 15,271 888
参考:前月純資産総額(百万円) 1,336,312 1,286 2 7,686 14,718 764
純資産総額前月差分 87,902 287 555 995 553 124

★は同一指数内で一番成績の良いもの

2023/8の比較 FTSE Global All Cap連動

2023/08 楽天VT+ SBI雪だるま SBIVT
1ヶ月 1.17% 1.17% ★1.22%
3ヶ月 10.83% ★10.842% 10.836%
6ヶ月 17.33% 17.21% ★17.36%
1年 19.27% ★19.44% 19.33%
3年 69.75% ★70.52% -
参考:信託報酬率(税込)または実質的な負担(税込) 0.199%程度 0.1102%程度 0.1438%程度
純資産総額(百万円) 345,799 136,209 28,758
参考:前月純資産総額(百万円) 333,345 129,993 27,677
純資産総額前月差分 12,454 6,216 1,081

★は同一指数内で一番成績の良いもの

FTSE Global All Cap連動の各ファンドはいずれも海外ETFに投資する運用構造です。

  • 楽天VT+ →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)、バンガード®・トータル・インターナショナル・ストックETF(VXUS)
  • SBI雪だるま→(1)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF 、(2)SPDR ポートフォリオ・ディベロップド・ワールド(除く米国) ETF 、(3)SPDR ポートフォリオ・エマージングマーケッツ ETF の3本
  • SBIVT →バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

今月の雑談

MSCI ACWI勢。

今月から順番を変えました。オルカンvsトレカンvsノムカンに注目が集まってますから、左の方に並べてみました。そのとたん、まさかのi-Smartが僅差で、1ヶ月、6ヶ月のトップにw

こうしてみると、ディスられまくったトレカン出足好調。識者に評判のよかったノムカンは、もう一声です。(まあ、1ヶ月なんでなんとも言えませんが)結局、ある程度の期間でパフォーマンス比較しないと本当の実力は、わかりませんね。

今月の大きいニュースは、オルカンが値下げを決めたこと。

これをきっかけにしてなのか、トレカン、ノムカンの資金流入が失速? これも、しばらくウォッチしないとわかりません。というか、トレカン、ノムカン、たわら全世界は、打倒オルカンの前に、

 打倒SS全世界の純資産総額!

なんじゃないでしょうかね〜。明らかに割高な信託報酬率のインデックスファンドに負けてるってなんともなさけない。そんなことを考える今日この頃です。

一方、FTSE Global All Cap勢。SBI勢、強しです。なぜ、楽天VTの方がいまだに純資産総額が大きいのか? もっと注目されていいのではないでしょうか。

現時点で上記のファンドを合わせた純資産総額は、約2兆円。日本は5%ぽっちでそれ以外は海外という投資が、大きな理解を得るようになったことは、すばらしいことだと思います。20年前だと「こわごわ」言っていた考え方です。資産形成は、これ一本で終了。リスク資産間のリバランスが不要となりスイッチングができないNISAの弱点を回避できるという利点もあります。

長期投資は続けてナンボ。自分にとって適切なリスクを取り続けること。毎月唱え続ける大先達の教え「航路を守れ」です。

<ご参考>

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